基本的にはトークや通話のみの機能性

正規のLINEアプリとLINE Liteが機能的にどのように異なるかをまとめましたが、どんなことが分かるでしょうか。

2つのアプリの機能の違いをまとめた上の表からはっきり分かるのは、LINE Liteはトーク、つまり、チャット機能と通話機能に特化したアプリであると言うことです。

とはいえ、スタンプや友だち追加機能、ナイトモードも搭載されているので、トークや通話をする面で、LINEアプリと異なる点は全くありません。

広告やニュースが表示されず画面が見やすい！

LINEアプリと比べ、LINE Liteが優れていると言える点は、トークと通話の主要機能に特化していることだけではありません。

もう1つの魅力ある点は、広告やニュースが表示されないことです。

無料アプリの最大のデメリットは、広告の削除ができないことです。

正規LINEアプリも例外ではありません。広告の表示ほど目障りなものはないと多くのユーザーが感じています。

正規LINEアプリでは避けられない広告表示やニュースの表示が、LINE Liteアプリでは表示されません。

【LINE Lite】にない機能は？

LINE Liteアプリの2つの大きなメリットをここまで紹介しました。

正規LINEアプリに付いているトークと通話の機能は、すべてLINE Liteアプリでも利用できますが、それ以外の機能に関しては、LINE Liteアプリでは利用できません。

正規LINEアプリには付いているものの、LINE Liteアプリには付いていない機能の大半は、普段あまり利用しないものです。

しかし、LINE Liteアプリには、多くのLINEユーザーにとって欠かせないと感じる機能が搭載されていません。

どんな機能でしょうか？

トークのバックアップには対応していない

LINE Liteアプリにはない機能で、多くのLINEアプリユーザーにとって欠かせない機能として、トークのバックアップ機能があります。

LINEアプリをインストールして使用し始めてからこれまで、たくさんの友人や顧客とチャットをしてきました。チャットの内容の中には、忘れてはいけない大切な内容のものもたくさんあります。

LINEアプリに不具合が生じて再インストールする必要が生じたり、スマホを落としてなくしてしまったりしても、バックアップ機能があれば、これまでのチャットの記録をすべて復元できます。

しかし、LINE Liteアプリにはバックアップ機能がないので、一度失ったデータは復元することができません。

QRコードの読み取りはできない

LINE Liteアプリに付いていない機能には、QRコードの読み取り機能も含まれます。

QRコードの読み取り機能は、LINEアプリの最大の特徴の1つです。各LINEユーザーが持つQRコードを自分のLINEアプリのQRコードリーダーで読み込めば、簡単に友だちの追加ができます。

しかしLINE Liteアプリは、QRコードの読み取り機能がありません。ただ、LINEアプリと同じように、他の方法で友だちを追加することも可能なのです。