
LINEの名前ってどうしてる?本名にするメリットとデメリット
SNSを利用する際に、最も頭を悩ませるのはユーザー名です。
Facebookのように、実名でなければ登録できないSNSもありますが、多くは実名か、あるいは偽名かを自分で選べます。
日本で最も多くの人が利用しているLINEも実名をユーザー名にする必要はないので、自由に設定することが出来ます。
しかし、LINEはリアルタイムでメッセージの交換ができるので、偽名を使うとメッセージの受信者が混乱するのではないかと心配になりますよね。
LINEの名前には実名を使うべきなのでしょうか。この記事で解説していきます!
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LINEの名前表示のルール
SNSを利用しているユーザーは、実名でアプリを使っているケースが多いのでしょうか。
2015年3月に総務省が行った「社会課題解決のための新たなICTサービス・技術への人々の意識に関する調査研究」によると、他の年齢層のユーザーと比べ、20代以下のユーザーが実名でSNSを利用している割合が非常に高いことが分かりました。
具体的には、Facebookの場合、41.0%が実名を利用していました。またTwitterは9.5%、Instagramは5.5%、mixが5.5%、LINEが42.0%でした。LINEの場合、20代以下のユーザーの2.4人に1人は実名を使ってLINEを使っていることになります。
LINEは、名前表示に関してあるルールを定めています。どんなルールでしょうか。
①登録している名前で表示される(電話帳に登録している人)
LINEをインストールして利用し始めるとき、電話帳への紐付けを許可するかどうか聞かれます。
許可すると、自分のスマホの「連絡帳」に記載されている人で、LINEを利用している人はすべて、LINEの友だちタブに自動的に表示されます。
友だちがLINEに登録している電話番号と、自分が「連絡帳」で記載している友だちの電話番号が一致するなら、表示される友だちの名前は、LINEで登録している名前になります。
②相手が設定した名前で表示される(電話帳に登録していない人)
新たに友だちを追加するのにQRコードを利用する人も多いでしょう。
QRコードで追加した友だちの電話番号は、自分のスマホの「連絡帳」には記載されていません。
この場合、表示される友だちの名前はLINEに登録している名前ではなく、相手が自分で設定した名前になります。
また、追加した友だちの電話番号が、すでに自分の「連絡帳」に登録されている場合でも、追加した友だちが「友だちへの追加を許可」の設定を「OFF」にしているなら、表示される友だちの名前はLINEに登録しているものではなく、友だちが設定した別の名前になります。
【LINE】本名にするメリット
この記事の最初に紹介した点ですが、20代のユーザーのほぼ2人に1人は、LINEに偽名ではなく実名を使っています。理由は何でしょうか。
ある10代の女性ユーザーは「元々顔写真も出しているし、あえて違う名前にする意味がわからない」と、その理由を述べています。
他の10代の女性ユーザーは、「違う名前なんかにしたら友だちに見つけてもらいづらいし、つながりづらい」と述べています。
実際、実名でLINEを利用することにメリットはあるのでしょうか。これから3つのメリットを紹介します。
仕事で使える
本名でLINEを利用する最初のメリットは、仕事で使えることです。
LINEを仕事で用いるユーザーはとても多く、モバイル専門の調査機関であるMMD研究所が行った「ビジネスパーソンのコミュニケーションツールに関する調査」によれば、回答した20歳~29歳のユーザーの62.6%が仕事でLINEを使っていました。
仕事でLINEを使う際、本名を使うことには多くのメリットがあります。
まず、営業でお会いする初対面の顧客に名前を覚えてもらいやすいというメリットがあります。
また本名を使うと、真面目で誠実な印象を与えるため、信頼を得やすいというメリットもあります。
さらにビジネスのマナーをしっかり学んでいるという印象を相手に与える効果もあります。