iPhoneの検索履歴を消せない原因と対処法

「手順通り行ってみたのに、検索履歴を消すことができない！」と困っている人もいるかもしれません。

ここからは、検索履歴を消せない場面や、原因と対処法を解説します。

検索履歴が消えない原因を発見して、スッキリしましょう！

検索履歴を消したページが開いたまま

先程解説した「タブ」が開いたままだと、検索履歴を消しても消えないということが起きてしまうんです。

履歴を消したいときは、あらかじめ開いているタブやページを全て閉じておきましょう！

Safari自体の不具合

iOSのバージョンによっては、Safariに不具合が起きることがありました。不具合は一時的なものが多いようです。Safariの再起動、端末の再起動を試してみましょう。

検索履歴を残さない「プライベートモード」を使う

「プライベートモード」で検索すれば、検索した言葉もページも残りません。

ここでは、履歴を削除する前の「プライベートモード」の注意点や、「プライベートモード」の使い方を解説します。

履歴を削除する時は「プライベートモード」を解除する

「プライベートモード」を効果的に使うなら、履歴を削除してから使い始めるのがおすすめです。プライベートモードになっていると、履歴を消すことができないんです。

「どうして履歴が消えないんだろう？」と悩んでいるときは、もしかしたらプライベートモードになっているかもしれないので、よく確認してみましょう。

確認方法は、Safariを開くと右下の方にある、四角ボタンをタップするだけです。

四角ボタンをタップするとタブが表示されて、画面右下に「プライベート」と言う文字が表示されます。

「プライベート」が写真のように白い長方形の中に表示されている場合は、プライベートモードです。

「プライベート」が白い文字で表示されている場合は通常モードのSafariだと確認できます。

プライベートモードのまま履歴を削除しようとしていた場合は、プライベートモードから通常モードに切り替えましょう。

通常モードへの切り替えはSafariから行います。Safariの右下にある四角いボタンをタップして下に出てくる「プライベート」をタップします。

プライベートモードを使う

履歴を削除してからプライベートモードで検索するようにすれば、履歴を残さないでSafariを使うことができます。

まず、Safariを開きます。Safariの画面を開くと表示される右下の四角いボタンを長押しします。

「新規プライベートタブ」をタップします。

タブを開いたらいつも通りに検索をするだけです。また、四角いボタンをタップして、左下の「プライベート」をタップしても開くことができますよ！

プライベートモードを使うと、検索した履歴が残りません。検索した履歴が残らないと、ログインの時に入力したメールアドレスやパスワードも残らないことになるんです。

だから、「あれ、さっき見ていたページをもう一回見たいな！」と思っても、ログイン情報などが残らないので、毎回検索して、ログイン情報を入れる必要があります。

Googleの検索履歴を残さない方法

Googleで検索した後に履歴を残さない方法は「シークレットモード」です。Googleアプリからは、右下の「その他」ボタンをタップしましょう。

「シークレットモードをオンにする」をタップするとオンになります。

シークレットモードから通常モードに戻すときは、検索窓の下にある、「シークレットモードをオフにする」をタップしましょう。

Chromeから「シークレットモード」に変えるには、右下の三点マークをタップしてメニューを開きます。

メニューから「シークレットモードをオンにする」を選ぶだけでOKです。

「コンテンツとプライバシーの制限」をオフ

コンテンツとプライバシーの制限がオンになっていると、検索履歴を消すことができません。制限がかかっているか確かめるには、「設定アプリ」を開きます。

設定アプリを少しスクロールして「スクリーンタイム」をタップし、「コンテンツとプライバシーの制限」をタップして開きましょう。

制限がない場合は、一番上の「コンテンツとプライバシーの制限」がオフになっていて、表示されているその他の文字がグレーになっていて、全ての項目に「許可」と表示されています。

制限がかかっている場合は、コンテンツとプライバシーの制限がオンになっています。制限をオフにしましょう。

まずは設定アプリを開きます。

スクリーンタイムをタップします。

「コンテンツとプライバシーの制限」をタップします。

「コンテンツ制限」をタップします。

開くには、スクリーンタイムパスコードが必要になります。

「Webコンテンツ」をタップします。

「無制限アクセス」をタップします。

これで制限を解除できました！

スクリーンタイムパスコードを忘れてしまった！

スクリーンタイムパスコードは、iPhoneのロック番号とは違う、専用のパスコードなんです。

iOS12までは、スクリーンタイムパスコードを忘れてしまったら初期化しなければならなかったのですが、今は、Apple IDとパスワードでリセットできるようになっています。

間違えると写真のように画面が開くので、Apple IDとパスワードを入れればOKです。

リセットができたら、クリーンタイム・パスコードを変更をタップします。変更できるポップアップが開きます。

こちらから「オフ」にしたり変更」することができます。