スマホの遠隔操作とは|監視アプリの危険性や悪用の確認・対処法も解説
Contents[OPEN]
- 1スマホを遠隔操作してできること
- 2【iPhone】スマホを遠隔操作するための準備
- 3【iPhone】スマホを遠隔操作するおすすめアプリ
- 4【Android】スマホを遠隔操作するための準備
- 5【Android】スマホを遠隔操作するおすすめアプリ
- 6スマホの遠隔操作を悪用されないための対策
- 6.1ロックをかける
- 6.2他人にスマホを貸さない
- 6.3盗難や置き忘れに注意する
- 6.4IDやパスワードを教えない
- 6.5公共Wi-Fi接続時には暗号化されているか確認
- 6.6【iPhone】脱獄しない
- 6.7【Android】アプリのインストールはGoogle Playを使用
- 7スマホの遠隔操作を悪用されているときの対処法
- 8遠隔操作アプリを使用するときの注意点
- 8.1人の端末に許可なくインストールすると犯罪に
- 8.2浮気調査など裁判では証拠にならない
- 8.3遠隔操作アプリを第三者に悪用されるリスク
- 8.4遠隔操作アプリを入れている/使っていることが相手にバレる
- 9遠隔操作アプリは正しく使えばとても便利!
IDやパスワードを教えない
家族や恋人、親友など信頼のおける相手であっても、絶対にIDやパスワードを教えてはいけません。
IDとパスワードさえ知っていれば、スマホにアプリをインストールできるようになるため、勝手に遠隔操作アプリを入れられてしまう可能性があります。
また、先ほどご紹介した「iPhoneを探す」や「Androidデバイスマネージャー」は、IDとパスワードを知っていればパソコンからスマホを遠隔操作できるようになるため非常に危険です。
公共Wi-Fi接続時には暗号化されているか確認
外出先で公共のWi-Fiを接続する時もあると思いますが、その時に通信が暗号化されているかどうかきちんと確認しておきましょう。
暗号化されていないWi-Fiには、同じWi-Fiに接続している第三者に通信内容を取得されてしまうリスクがあります。
特に、ITの専門知識や技術を持っている人がその場にいれば、暗号化されていないWi-Fiを悪用して遠隔操作するためのウイルスを送り込むことも可能でしょう。
そのため、そのようなトラブルに巻き込まれないようにするには、暗号化されていないWi-Fiへの接続は控えた方が良いでしょう。
【iPhone】脱獄しない
「脱獄」とは、App Storeの審査に通らなかった非公式のアプリをインストールできるようにするなど、iPhoneを改造して機能の制限を解除する裏技のことです。
脱獄することで普通ではできない操作もできるようになりますが、その分ウイルスに感染するリスクや、第三者に遠隔操作されるリスクが高まるので注意して下さい。
また、脱獄したiPhoneが故障した場合、Appleの公式サポートの対象外になってしまうため、高額な修理費用を請求されたり、修理を断られてしまうこともあります。
【Android】アプリのインストールはGoogle Playを使用
Android端末を使っている場合、「Google Play」からアプリをインストールするのが一般的ですが、これ以外にも非公式のアプリストアでアプリを入手することも可能です。
しかし、非公式のストアで配信されているアプリは「Google Play」の審査に通らないような悪質なものが多いです。
中には、スマホの遠隔操作ができるウイルスが仕込まれているアプリも存在しているため、野良サイトの利用はそれだけ遠隔操作されるリスクが高いと言えるでしょう。
そのため、第三者に遠隔操作をされないようにするには、「Google Play」で配信されているアプリをインストールするようにして下さい。
スマホの遠隔操作を悪用されているときの対処法
「誰かに自分のスマホを遠隔操作されているかもしれない…」と思った時は、以下の項目を確認してみてください。
- 入手した覚えのないアプリを削除
- セキュリティソフトでウイルスチェック
- 端末の初期化(工場出荷状態にリセット)
それぞれ詳しく見ていきましょう。
入手した覚えのないアプリを削除
「スマホを遠隔操作されているかも」と思った時には、まずスマホに入れているアプリを全てチェックしてみましょう。
もし、その中に自分で入手した覚えのないアプリがあった場合は、今すぐそのアプリを削除して下さい。
入手した覚えがないということは、誰かが勝手にインストールしたり、ウイルスによって勝手に入れられた遠隔操作アプリの可能性も考えられます。
ただ、中にはホーム画面に表示されない遠隔操作アプリもあるので注意しなければなりません。