欲しかったものが格安で手に入ったり、もう売っていないレアな商品が手に入ることもあるのがフリマアプリです。

新品未開封のものも多く出品されているので、中古など他の人が使ったものは抵抗あるという方でも使いやすく、また、セット販売をバラ売りで売っていたりと市販にはない買い方ができるため、利用者は年々増えているようです。

そんなフリマアプリの中でも、手数料が安く、ショッピングサイト大手の楽天とアカウントやポイントの連携ができて人気があるのがラクマ！

ラクマでは、商品の販売前と販売後にそれぞれ出品者と購入者の間でメッセージがやり取りできます。そのメッセージの必要性や、どのような文章をどのようなときに送れば取引をスムーズに行えるのかについて、詳しく見ていきます。

【ラクマ】取引メッセージは送った方が良いの？

ラクマには、商品を購入する前にコメントをすることと、商品購入後に取引メッセージを送って相手とのやりとりをすることができます。

相手とやりとりをすることなく取引を終えることもできますが、やりとりをすることで取引の不安を取り除いたり、トラブルの発生を事前にある程度回避することもできます。

コメントや取引メッセージでやりとりをすることは主に出品者側と、購入者側それぞれにどのような影響があるのかを次から見ていきます。

顔がわからないからこそ必要

フリマアプリでは、プロフィールに自己紹介や、個人で設定した注意点が書かれていたり、過去の評価を見ることができ、そこから大体どんな人かを知ることができます。

また、アイコンにはそれぞれ好きな画像を設定できるので、アイコンの写真や画像もその人がどういう人か想像する材料になります。

ですが、実際に会ったわけではなく取引開始から終了まで顔も見えず声を聞くこともないので、本当のその人の人柄や、商品説明の信憑性を全て知ることは難しいです。

会ったことがなく、顔を見たこともない人と金銭を介したやりとりをするからこそ、取引メッセージやコメントのやり取りはとても大切なのです。

挨拶がきちんとできているか、敬語がきちんと使えているか、人を不快にする言い回しをしていないかなどを見ることで、ある程度その人を信頼し、安心して取引をできるようになります。

また、他の商品のコメントから他の購入者とのやりとりを見ることができるので、商品を買う時に参考にしている人も多いようです。

人によっては評価に影響することもある

前述の通り、メッセージを一切やり取りしなくても商品を売る、または買うことも可能です。

ですが、フリマアプリを使用する方はメッセージでのやり取りを大切にしている方も多いので、人によっては商品取引終了後につける評価に影響することもあります。

評価とは、商品を購入者が受け取り、取引が終了した時にそれぞれ相手につけるもので「よい」「ふつう」「わるい」の3段階でつけることができます。

お互いがつけ終わるまで自分がどのような評価をつけられたか見ることはできないので、公平に自分が感じた評価をつけることができます。

また、評価をつける時には任意でメッセージを送ることもできます。

実際に取引を行った方の評価コメントを見ていると、一度もメッセージがなく不安な取引だった、とメッセージのやりとりがなかったことでマイナス評価としている場合も見受けられます。

人によってはメッセージをやり取りしなかっただけで評価を悪くされるなんて不本意だ、という方もいるかもしれませんが、いろんな人が利用している場だからこそ、トラブル回避のためにもあいさつを含めたメッセージは積極的に利用するようにしましょう。

【ラクマ】取引メッセージ（値下げ交渉）

ラクマでは、購入前にも「コメント」という形でメッセージを送ることができ、出品者とやりとりが可能です。

販売前に、出品者は商品の値段を変えることができるので、販売前のコメントのやり取りは値下げ交渉が多くみられます。

もし欲しいものがラクマで見つかっても予算オーバーだった場合、諦めずに値下げ交渉をすれば値段を下げてくれる場合もあります。

値下げ交渉をする場合は、どのようなコメントを送ればいいのかを詳しく確認していきましょう。

出品者側の交渉例文（テンプレート）

出品をしていると購入者から値下げをお願いされる場合があります。その時には上記のように対応しましょう。

時には大幅な値下げを希望されたり、●●円なら買うので下げてください、と言ったようなマナーのないコメントが寄せられることもあります。

その場合も、他の購入検討者もそのコメントを見ていることを考え、冷静かつ丁寧にお断りの対応をするようにしましょう。

中には値下げ前の金額で購入しようとしていたものの、購入者が返信したコメントを見て不安に思い、購入をやめたという方もいるようです。

必要であれば出品者はコメントを削除したり、運営に報告することもできます。

コメントの横にある点が三つ横に並んだボタンを押すと、下記のようなウィンドウが開きます。

メニューから「問題を報告」または「コメントを削除」のいずれかをタップして、対応しましょう。