スマホの位置情報って危険?安全に使う方法をしっかり解説していきます!
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【スマホ】位置情報は危険?オン・オフの設定方法
では、位置情報のオン・オフの方法について確認していきましょう。
Android・iPhoneそれぞれの端末でのやり方を見ていきます。アプリごとに細く設定を変えることもできるので、使っている端末の設定方法は覚えておいてください。
iPhoneの設定手順
まずは、iPhoneでの設定手順について確認していきましょう。変更は、本体の設定から行なっていきます。
ゲームなどを新しくインストールしたときに、それを開くと「位置情報の共有をしますか?」と表示されることがあります。
このときに出てくるのは、個別の設定について問われているメッセージです。この時点で「共有しない」を選んでいれば、すでに情報は残らないようになっています。
では、全体的にすべてをオフにするにはどのようにしたら良いのでしょうか。すべてオフにする場合は、本体設定の「プライバシー」を開いてください。
「位置情報サービス」の項目をタップすると切り替えが可能です。
また、その下に現在本体に入っているアプリが表示されています。そこから一つ一つ設定を切り替えることもできます。その設定が必要な地図などはそのままオンにしておいて、情報を残したくないもの・不要なものはオフにしておくと、現在地に関する履歴は残りません。
また、「共有方法」には種類があります。
- なし:ずっと共有しない
- 次回確認:次開いたときに「入・切」の確認をする
- このAppの使用中のみ許可:利用していないときは「切」・開いているときは「入」
- 常に:ずっと共有する
利用頻度や必要性に応じて使い分けていきましょう。
Androidの設定手順
次に、Androidの設定手順についてです。Androidも本体設定から変更していきます。
「ユーザー設定」内にある「位置情報アクセス」を開いてください。そこに「位置情報にアクセス」があり、ここでオン・オフの切り替えが可能です。もちろん、一つ一つ設定を変更することもできます。その場合、本体設定の「ロック画面とセキュリティ」を開いてください。
そして、「位置情報」から「アプリレベルの権限」を押すと、設定変更ができるサービス一覧が表示されます。あとは、設定の切り替えを行なっていくだけです。
【スマホ】位置情報は危険?安全に使う方法
位置情報が様々なところで利用されていることは理解できたかと思います。しかし、すべてをオフにしておくことは難しいですよね。
では、どのように利用すれば安全に使うことができるのでしょうか。今回は、基本的な3つのことをご紹介します。
位置情報をオンのままにしない
1つ目に気をつける点は「位置情報をオンのままにしない」ことです。
ゲームなどによっては、位置情報を利用したサービスもあります。どうしてもずっと「入」にしておかないといけないもの以外は、使っていないときは「切」にしておくようにしておくと良いです。
地図アプリでも、使うときだけ「入」にするようにすれば1日の行動履歴が残ることはありません。少し手間かもしれませんが、誰でもすぐにはじめられる対策です。「入・切」を使い分けることで、安全に利用しましょう。
新しすぎるアプリは様子を見る
2つ目は「新しく出たアプリは様子を見る」ことです。位置情報はどのようなところで使われているのか、お話ししました。その中に、「企業がデータとして利用している」ことがわかりました。
アプリを作っている会社が、みんなが知っているような大手企業であれば個人情報の取り扱いがしっかりしています。
しかし、新しく出たばかりで誰が作ったのかわからないようなものについては、集められた情報がどのように管理されているのかや、どのように使われるのかがわかりません。
また、アプリは企業だけでなく個人でも提供することができます。そのため、新しく出たばかりのものは、慎重になる必要があります。