
【iPad】DFUモードに入る方法やリカバリーモードとの違いを解説!
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【iPad】DFUモードに入る場合の注意点
通常の方法では復元できなくなった時にDFUモードによる復元を行う場合もあると思いますが、その時は以下の4つの注意点をまず確認してください。
- バックアップは必ず済ませておく
- 時間に余裕をもって行う
- ケーブルはApple純正かMFi認証のものを使う
- Appleの保証が受けられなくなる可能性がある
では、以上の4つの注意点をそれぞれ詳しく見ていきましょう。
バックアップは必ず済ませておく
繰り返しになりますが、DFUモードによる復元を行うとiPadのデータが全て削除されてしまいます。
そのため、復元を行う前に必ずiCloudやiTunesでバックアップを取っておいて下さい。
そうすれば、初期化した後にバックアップから復元することができます。
ただし、iCloudのバックアップでは一部復元できないデータやアプリがあるので、なるべくiTunesでバックアップを取るようにして下さい。
不安な方はGoogle DriveやDropboxなどのクラウドストレージやUSBメモリに大切なデータを転送しておくと良いでしょう。
時間に余裕をもって行う
DFUモードでの復元はiPadのバックアップを取ったり、OSをインストールしたり、初期化後の設定をしたりしなければならないので最低でも1時間以上はかかります。
そのため、必ず時間に余裕を持って行うようにしましょう。
ケーブルはApple純正かMFi認証のものを使う
DFUモードで初期化するにはiPadとPCをケーブルで接続してiTunesで操作する必要があります。
この時に使用するケーブルは必ずApple純正かMFi認証のものを使用して下さい。
MFi認証とは、Appleが他社に求める商品の性能基準のことで、これをクリアした商品にはMFi認証マークが付与されます。
Apple純正のものでなくても、MFi認証マークが付与された他社製のケーブルであれば使用しても大丈夫です。
それに対し、MFi非認証のケーブルを使用した場合、以下のようなトラブルが発生する恐れがあります。
- iPadが損傷する場合がある
- ケーブルが損傷しやすい
- OSのアップデートで急に使えなくなる
- iPadを同期または充電できなくなる
MFi非認証のケーブルは格安で販売されていますが、そのせいでiPadが壊れてしまっては結局お金が無駄になってしまいます。少々値が張っても、Apple純正かMFi認証のものを購入するようにしましょう。
Appleの保証が受けられなくなる可能性がある
リカバリーモードはAppleが推奨している復元方法ですが、DFUモードはApple非公式の復元方法です。
DFUモードで復元して新たなトラブルが発生したとしてもAppleからの保証を受けられない可能性があるため、先にリカバリーモードによるアップデート・復元を行うようにしましょう。
それでもダメだった時は、保証が受けられなくなるリスクを理解した上でDFUモードによる復元を試して下さい。
DFUモードの使い方を覚えておくといざという時に便利!
今回は、DFUモードの使い方について解説しました。
電源ボタンを押してもリンゴマークが表示されたままで起動できない、パスコードを連続で間違えてロックを解除できないなど、通常の方法で初期化できない場合はリカバリーモードやDFUモードで初期化するのが有効的な対処法です。
ただし、バックアップを必ず事前にとってから実行してくださいね。
今回ご紹介したDFUモードはApple非公式の方法なので、まずはリカバリーモードでアップデートや初期化をおこなってください。それでも問題が解決しない時の最終手段としてDFUモードによる初期化を試してみてくださいね。