【Twitter】削除依頼したけどされなかったら？

ダイレクトメールで直接お願いしても、またTwitterの運営サイドに削除依頼をしても、問題のツイートやアカウントの削除が行われなかったらなら、どうすべきでしょうか。2つの対処法を紹介します。

専門の機関（誹謗中傷の相談窓口）にツイート内容を確認してもらう

最初に紹介する対処法は、専門機関に相談し、問題のツイートを確認してもらうことです。日本全国でTwitterによる迷惑行為が多発しているため、被害者救済のために誹謗中傷の相談窓口が設置されています。

例えば一般財団法人「日本データ通信協会」は、迷惑メール相談センターを設置しているので、ここに電話相談することができます。

弁護士さんに相談する

2番目に紹介する対処法は、弁護士に相談することです。弁護士に相談して状況の改善を図ることにはたくさんのメリットがあります。弁護士を通せば、ツイートやアカウントの削除に必要な作業をすべて一括で請け負ってくれます。

また、問題になっているツイートやアカウントが、名誉毀損罪や侮辱罪に相当するのかどうかを法律の専門家として正しく判断しアドバイスをしてくれることも、弁護士に相談することのメリットです。

注意！自分で裁判所に仮処分申請もできるが知識が必要になってくる

弁護士に介入してもらい、ツイートやアカウントを削除してもらうことにはたくさんのメリットがありますが、弁護士に働いてもらうためには高額なお金を払わないといけないので、自分でやれることは自分でやりたいと思うかもしれません。

勉強をして知識を入れれば、仮処分申請という民事上の手続きを自分で行うことも可能ですが、決して楽な仕事ではないことを覚えておきましょう。

【Twitter】「削除依頼を弁護士さんに相談」知っておきたい基本のこと

事態が全く動かず、問題のツイートやアカウントが一向に削除されないため、弁護士に介入してもらうことにします。どんなことを覚えておくべきでしょうか。2つの大切な点を紹介します。

ツイート内容によっては裁判費用・慰謝料請求も可能

最初に紹介する大事なポイントは、ツイートの内容によっては、裁判費用や慰謝料請求ができるということです。ただそのためには、訴えを起こす相手の個人情報と誹謗中傷のツイートのコピーなどが必要になります。

Twitterは基本的に匿名で利用できるSNSアプリなので、相手の個人情報を見つけるのは大変ですが、相手の名前、住所、電話番号、メールアドレスを必ず突き止めるようにしましょう。