スマホ充電が増えないのはなぜ?本体・アプリなど原因別に対処法を解説!
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【スマホ】充電が増えない!対処法は?《ケーブル・充電器の問題》
続いて、『ケーブル・充電器の問題』の場合です。
ケーブル・充電器の問題は、「ケーブルの断線」「性能基準に満たないケーブルの使用」「充電器の故障や出力不足」の3つがあります。
性能基準から外れているのはどんなケーブルなのか、断線の原因や対処法を見ていきます。
充電ケーブルが断線している
1つ目の問題は、『充電ケーブルが断線』です。
保管環境が劣悪だったり長期に渡り継続して使用することでケーブルは断線します。
例えば、充電ケーブルを携帯する時に、乱雑に入れることで重い荷物の下敷きになったり、強く縛って保管するなどの行為です。
充電ケーブルを傷めず収納できるアイテムや巻き取り式のケーブルを使えば、ケーブルの寿命を伸ばせられます。
また、ケーブルの保証期間がついている製品を選ぶこと、保証期間が過ぎたり、不調を感じたタイミングで買い換えるなどの対策をしましょう。
充電ケーブルが性能基準を満たしていない
2つ目の問題は、『充電ケーブルが性能基準から外れている』です。
iPhoneの充電ケーブルには、『MFi認証』をクリアしたものとそうでないものがあることをご存知ですか?
この『MFi認証』は、Appleが定めた性能基準をクリアした製品を指します。
性能基準から外れた製品を使っている場合には、余分に充電に時間がかかってしまいます。
最近では100円均一ショップでも充電ケーブルを手軽に購入できるため、MFi認証がされていないケーブルも流通するようになっています。
この認証済み製品は、パッケージに『Made For iPhone/iPad/iPod』と表記されているか否かで判断できます。
Androidユーザーは、認証ケーブルはありません。
充電器の出力が悪い・壊れている
3つ目の問題は、『充電器の出力が悪い・壊れている』ことです。
スマホの充電にかかる時間は充電器の出力できる電流にも左右されます。
本来スマホの急速充電に必要な電力は2Aと言われています。
これがパソコンのUSBポートを使用した場合、0.5Aの電力しか出力できないために充電に時間がかかるのです。
スマホの充電性能に合った充電器を使うことで、充電にかかる時間が大幅に短縮されることもあるため、自分のスマホに適したものを選んでください。
Androidであれば「最大5V/1.5A」「最大5V/3A」、iPhoneであれば「5V/1A」「5V/2.1A」「5V/2.4A」などが主流になっています。
【スマホ】充電が増えない!対処法は?《アプリ・設定の問題》
ここからは、充電が増えない時の対処法『アプリ・設定の問題』をご紹介します。
アプリ・設定の問題は、「バッテリーの消耗が大きいアプリを使っている」「Bluetooth・位置情報がオン」の2つがあります。
バッテリーを消費するアプリを使っている
1つ目の問題は、『バッテリーの消耗が大きいアプリを使っている』ことです。
充電中にアプリを起動している時は、充電する速さに比べ電池を消耗するスピードの方が早い場合があるため、充電が遅くなったと感じるのでしょう。
逆に言えば、充電時間を早めたい時には、アプリを閉じておけばいいのです。
アプリを閉じて充電をすればバッテリーの劣化も防げます。
また、アプリを使用していないのにもかかわらず意図せず、バックグラウンド更新を行っているアプリもあるので、設定からバックグラウンド更新が必要ないアプリはその機能をOFFにしておくことが大切です。
iPhone、Androidはアプリごとのバッテリー使用状況を設定から確認できるので、そちらで一度設定を再確認してみると原因のアプリが解明されるかもしれません。
iPhoneは『設定』アプリの『バッテリー』から確認できます。
Androidは『設定』アプリから『電源管理』を開き、その中の『電池使用量』で確認できます。