【Twitter】写真から位置情報が特定される?オフにする方法は
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空き巣被害
仮に、ツイートに自宅の位置情報を載せてしまったとしましょう。
これは非常に危険な行為で、空き巣被害に遭う可能性があります。
位置情報に加えて、一人暮らしであることや昼間は仕事で不在であることがツイートの内容から露呈したら?
その隙間をついて空き巣が入ることだってあり得るのです。
では次は、位置情報を知らせたくない場合にオフにする方法を知っておきましょう。
【Twitter】写真の位置情報をオフにする方法
Twitterアプリは、大きく分けてふたつの方法で位置情報を取得します。
ひとつは、位置情報ボタンをタップして、ユーザーが現在地を入力した場合。
もうひとつは、写真から位置情報を取得して画面にいくつかの候補地を表示してくれるので、それをユーザーがタップすると現在地を入力したことと同じになります。
旅行に行ったときに使うことを考えると位置情報は便利ですが、普段は位置情報をアプリに反映させないよう、Twitterやスマホの設定を見直しましょう。
Twitterの設定
意外と見落としがちなTwitterの設定が、プライバシーとセキュリティの項目にある「自分を画像にタグ付けすることを許可」です。
これは、あなた以外の人が画像をツイートするときに、あなたがこの画像に写っていることを第三者に知らせる機能です。
グループでテーマパークに行ったものの、あなた自身は写真に写りたくない、ましてTwitterに画像を載せるなんてとんでもない、と考えていたとしましょう。
こんな場面で、友達がこのタグ付け機能を使って画像とあなたを結び付けたとしたら、あなたがどこにいたのかバレてしまう可能性があります。
このタグ付けは他の人の意思でやることなので、どんなに気を付けていても回避はむずかしいです。
このような思わぬ情報漏洩を防ぐためには、この設定をしっかりと「オフ」にしておきましょう。
写真のExif情報を削除する
デジタルカメラで写真を撮ると、保存されたデータの中にはExif情報と呼ばれるデータが含まれます。
このExif情報の中には、カメラの性能や撮影時の露出などさまざまな情報があるのですが、実はスマホのカメラで撮影すると位置情報も保存されます。
正確には緯度と経度が記録されるのですが、このふたつが揃っていれば現在地を知ることは可能なのです。
実はTwitterでは、写真の中に保存されたExif情報はツイートするときに自動的に削除してくれます。
そのため、あまり不安がらなくても良いのですが、Exif情報は下記のような方法でも削除が可能です。
スマホのカメラの設定で位置情報の参照を禁止する
設定にある「位置情報付加」のボタンをオフにするだけです。簡単ですね。
ですがこれは、参照禁止の設定をした後から撮影する写真に対して有効な設定です。
オフにするより前に撮影した写真には位置情報が入っているので、気を付けましょう。
もし、そういった写真があれば、次の方法を使うことをオススメします。
撮影済の画像データからExif情報を削除する。
これはアプリやPCからの操作が必要になります。
アプリから「正確な位置情報」をオフにする
Twitterにはツイートの際に位置情報をどう扱うか設定するメニューが用意されています。
自分がどこいるかを知られたくない場合は、アプリで「正確な位置情報」をオフにしておくのがいいでしょう。
スマホ本体の設定
Twitterに限らず、アプリで位置情報を参照するときは、スマホ本体が持っているGPSの情報を利用します。
そのため、スマホ本体でGPSの設定を変更したり、スマホ側で指定可能なアプリの権限を変更したりすることで、位置情報の参照を禁じることが可能です。
スマホ本体でGPSの設定を変更
スマホの上部から下部に向けて指をスワイプすると、下図のようなクイック設定パネルが表示されます。
この中の「位置情報」と書かれたボタンをタップすると、オン・オフの切り替えが可能です。
クイック設定パネルは数ページにまたがって表示されるので、スワイプした直後に表示されない場合は、横方向にスワイプしてみましょう。
アプリの権限を変更する
設定アプリからアプリ一覧を開くと、それぞれのアプリに許される権限について設定を行うことが可能です。
下図では「許可しない」の下に「位置情報」が表示されているので、このTwitterアプリには位置情報を参照する権限がないことが分かります。
もし、「許可する」の下に表示されている場合は、「位置情報」をタップして「許可しない」に切り替えましょう。