【iPhone】メールやGmailの受信が遅い!原因と解決法を解説
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アプリの使いすぎ
メールの受信が遅い3つ目の原因は、アプリの使いすぎが考えられます。
iPhoneには、複数のアプリを同時に起動できるという便利さがありますが、これによってメモリを大量に消費してしまうのです。
メモリを消耗することで、iPhoneの動作が重くなったり、メールの受信にも大きく関わります。
メールの受信がなかなか行われないと感じたら、複数のアプリを同時に立ち上げていないか確認してみましょう。
IMAPで同じメールアカウントへ複数接続している
メールの受信が遅い4つ目の原因は、IMAPで同じメールアカウントを複数接続している場合です。
IMAPと言われてもピンと来ない方もいるでしょう。
IMAPとは、1つのメールアドレスに対してパソコンやiPhoneなどの他の端末からも並行してアクセスできる機能です。
これによって、どこにいてもすぐに送られたメールを確認できるのですが、同時接続が可能な上限を超えてしまうと受信が遅くなってしまいます。
IMAPで同時接続が可能な上限は10件から20件ほどなので、上限を超えないよう使用していない端末の接続はこまめに切っておきましょう。
キャリア側の通信障害
メールの受信が遅い5つ目の原因は、キャリア側の通信障害です。
本来メールの受信は、契約しているキャリアを介してiPhoneに届けられます。
しかし、何らかの問題によって通信障害が生じている場合には、使っているiPhoneの設定や通信環境が正常でも、メールの受信に影響が及ぶことがあります。
キャリア側で生じた問題に対しては、ユーザーは対応できません。
各キャリアの公式サイトやSNSで情報が出ていないか最新情報を確認しながら、状況が改善するのを待つようにしましょう。
フェッチとプッシュは何が違う?
最後に、2種類のメール受信方法「フェッチ」と「プッシュ」は、どのような特徴や違いがあるのか確認しましょう。
フェッチのメリット・デメリット
フェッチとは、定期的に受信サーバーにメールデータの有無を確認して、メールを受信する方法です。
データを確認する間隔は、15分、30分、1時間、手動、自動の中から選択できます。
データ取得を定期的に行う設定のため、その分のバッテリー消費が抑えられます。
また、データを確認する間隔が長いほどバッテリーの消費が抑えられます。
プッシュのメリット・デメリット
プッシュとは、新着メールをリアルタイムに近い形で受信する方法です。
メールの有無がすぐにわかる反面、スマホのバッテリー消耗が激しくなります。
また、利用するアプリが増えることで、通信量も増加してしまいます。
「フェッチ」と「プッシュ」のどちらにもメリットとデメリットがあるため、メールでのやりとりが多い場合は「プッシュ」、電池消費を抑えたい方は「フェッチ」とユーザーに合わせた設定を選びましょう。