Googleアカウントが乗っ取りにあったか確認する2つの方法!対策も解説
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「クレジットカード会社から身に覚えのない請求が来た」や「Gmailで勝手にメールが送信されてる」といったトラブルはありませんか?
もしかすると、あなたのGoogleアカウントが乗っ取られた可能性があります。
この記事では、Googleアカウントが乗っ取られたか確認する方法や、乗っ取られたときの対処方法などについて解説していきます。
GmailやYouTubeなど、数多くのサービスに利用されているGoogleアカウントは、乗っ取られてしまうと大変です。
ご自身の大切な情報を守るためにも、ぜひチェックしましょう!
- Googleアカウントが乗っ取りにあったと感じたら「アカウントのアクティビティ」か「お使いのデバイス」から身に覚えのない履歴がないか確認しましょう。
- 乗っ取りにあったとき、Googleアカウントにログインできるのであれば、すぐにパスワードを変更して下さい。
- Googleアカウントにログインできない場合は「アカウント復元」を行って下さい。
- 乗っ取りにあわないために、記事中の乗っ取りを防ぐ5つの方法を行いましょう。
Google アカウントが乗っ取りにあったか確認する2つの方法
まずは、Googleアカウントが乗っ取りにあっているかの確認方法をご紹介します。
確認方法は、大きく次の2つの方法があります。
- 「アカウントのアクティビティ」で確認する
- 「お使いのデバイス」で確認する
「アカウントのアクティビティ」から確認する
最初に紹介するのはアカウントのアクティビティログから確認する方法です。
- Gmailを開く
- アクティビティの詳細を選択
- アクティビティを確認
Gmailを開くと画面右下に「前回のアカウント アクティビティ」とあるので「詳細」を選択します。
アカウントのアクティビティが一覧で表示されます。
身に覚えのないIPアドレスなど、知らないアクセスがないか確認しましょう。
知らないアクセスがある場合、アカウントが乗っ取られている可能性があります。
「お使いのデバイス」から確認する
「お使いのデバイス」から確認する方法は、次の通りです。
- Gmailを開く
- 右上のアイコンを選択
- 「Googleアカウントを管理」を選択
- セキュリティを選択
- 「お使いのデバイス」を選択
- ログイン中と最近ログアウトしたデバイスを確認
まずはGmailを開き、右上のアイコンを選択します。
「Googleアカウントを管理」を選択します。
画面左側の「セキュリティ」を選択します。
画面を下にスクロールして「お使いのデバイス」を選択します。
現在ログインしているデバイスと、最近ログアウトしたデバイスが一覧で表示されます。
知らないデバイスがないかチェックしましょう。
知らないデバイスがある場合、アカウントが乗っ取られている可能性があります。
Google アカウントが乗っ取りにあったときの2つの対処法
Googleアカウントの乗っ取りにあった場合の対処法をパターン別にご紹介します。
まずは、ご自身のGoogleアカウントにログインしてみて、アクセスできるか確認しましょう。
Google アカウントにアクセスできる場合
ただちにGoogleアカウントのパスワードを変更しましょう。
パスワード変更は、Googleアカウントの管理画面で行えます。
- Gmailを開き、右上のアイコンを選択
- 「Googleアカウントを管理」を選択
- 画面左側の「セキュリティ」を選択
- 「Googleへのログイン」にある「パスワード」を選択(再度ログインが必要な場合あり)
- 新しいパスワードを入力して「パスワードを変更」を選択
Googleアカウントにアクセスできない場合
まず、「アカウント復元」ページにアクセスします。
復元したいGoogleアカウントのメールアドレスを入力して「次へ」を選択します。
本人確認の質問が表示されるので回答してください。
普段、そのアカウントを使っているスマホや、いつもと同じ場所から行うと復元できる可能性が高くなります。
Google アカウントの乗っ取りを防ぐ5つの方法
Googleアカウントが乗っ取りにあわないように、普段からセキュリティを高めておきましょう。
ここでは、乗っ取りを防ぐ5つの方法をご紹介します。
- 2段階認証を設定する
- 再設定用の電話番号とメールアドレスを設定する
- 危険なソフトウェアを削除する
- 定期的にセキュリティ診断する
- 「パスワードアラート」を設定する
2段階認証を設定する
2段階認証とは、もしパスワードが盗まれてもそれだけではアカウントにログインできないよう、セキュリティを強化する設定です。
Googleアカウントの2段階認証の設定方法は、次の通りです。
- Gmailを開き、右上のアイコンを選択
- 「Googleアカウントを管理」を選択
- 画面左側の「セキュリティ」を選択
- 「Googleへのログイン」にある「2段階認証プロセス」を選択
- 「使ってみる」を選択(再度パスワードが必要な場合あり)
- 2段階認証に使用するデバイスを確認して「続行」を選択
- スマホにメッセージが出るので「はい」をタップ
- バックアップ方法を登録する
- 「有効にする」を選択
Gmailを開いて右上のアイコンを選択します。
「Googleアカウントを管理」を選択します。
左側の「セキュリティ」を選択します。
「Googleへのログイン」にある「2段階認証プロセス」を選択します。
「使ってみる」を選択します。(再度パスワードが必要な場合があります)
2段階認証に使用するデバイスを確認して「続行」を選択します。
スマホにメッセージが表示されるので「はい」をタップします。
バックアップ方法を登録します。
電話番号を登録する場合は電話番号を入力して「送信」を選択します。
スマホにコードが送られるので、コードを入力して「次へ」を選択します。
電話番号を登録したくない場合は「別のバックアップオプションを使用」を選択します。
バックアップコードが表示されるので、印刷またはダウンロードをして「次へ」を選択します。
「有効にする」を選択します。
これで、2段階認証の設定は完了です。
再設定用の電話番号とメールアドレスを設定する
再設定用の電話番号・メールアドレスを登録しておけば、Googleアカウントへログインできなくなった場合にパスワードを再設定することができます。
再設定用の電話番号を登録する手順
再設定用の電話番号を登録する手順は、次の通りです。
- Googleアカウントを開き、左側の「個人情報」を選択
- 連絡先情報にある「再設定用の電話番号を追加してアカウントを保護する」を選択
- 「今すぐ追加」」を選択(再度パスワードが必要な場合あり)
- 電話番号を入力して「次へ」を選択
- 「コードを入手」を選択
- スマホに送られてきたコードを入力して「確認」を選択
Googleアカウントの管理を開き、左側の「個人情報」を選択します。
連絡先情報にある「再設定用の電話番号を追加してアカウントを保護する」を選択します。
「今すぐ追加」」を選択します。(再度パスワードが必要な場合があります)
電話番号を入力して「次へ」を選択します。
「コードを入手」を選択します。
スマホに送られてきたコードを入力して「確認」を選択します。
これで、再設定用の電話番号の登録は完了です。
再設定用のメールアドレスを登録する手順
再設定用のメールアドレスを登録する手順を紹介します。
- Googleアカウントを開き、左側の「個人情報」を選択
- 連絡先情報にある「メール」を選択
- 「再設定用のメールアドレスを追加」を選択(再度パスワードが必要な場合あり)
- メールアドレスを入力して「確認」を選択
- 再設定用のメールアドレスに送られてきたコードを入力して「確認」を選択
Googleアカウントを開き、左側の「個人情報」を選択します。連絡先情報にある「メール」を選択します。
「再設定用のメールアドレスを追加」を選択します。(再度パスワードが必要な場合があります)
メールアドレスを入力して「確認」を選択します。
再設定用のメールアドレスに送られてきたコードを入力して「確認」を選択します。
これで、再設定用メールアドレスの追加は完了です。
危険なソフトウェアを削除しよう
安全性の低いアプリやソフトをインストールしているとセキュリティの危険が高まります。例えばGoogle Playプロテクトなどを利用すると危険なアプリをブロックしてくれるので、そういった機能を有効に使いましょう。
定期的にセキュリティ診断する
定期的にGoogleアカウントのセキュリティ診断を実行して、セキュリティに問題がないかチェックしましょう。
拡張機能「パスワードアラート」を使う
Google Chromeに様々な機能を追加できる「拡張機能」の中に、「パスワードアラート」と呼ばれる機能があります。
これは、Googleアカウントのパスワードを、Googleのサイト以外で使用すると警告してくれる機能です。
パスワードアラートを使用することで、Googleアカウントの安全性を高めることができます。
また、GmailやYouTubeに保存している情報も保護することが可能です。
Googleアカウントが乗っ取りにあわないように注意しよう
Googleアカウントが乗っ取りにあったときの2つの対処法をご紹介しました。
そもそもGoogleアカウントが乗っ取りにあう原因は、次のようなことが考えられます。
- 簡単なパスワードを設定している
- ID・パスワードを使いまわしている
- 不審なアプリと連携した
- SNSで個人情報を送った
- 2段階認証を設定していない
乗っ取りにあったと分かったら、すぐに対処しましょう。