【Android】「thumbdata」の削除方法!空き容量を増やそう
スマホを利用していて最も心配になるのはバッテリーの劣化と内部ストレージの空き容量です。バッテリーが劣化するとリチウム電池の充電能力が低下するので、バッテリー残量がすぐになくなってしまいます。
またバッテリーの劣化はスマホ本体の動作にも影響を与えます。スマホの内部ストレージもスマホの動作に影響を与えます。特にAndroidスマホは外部ストレージが利用できるため、内部ストレージの容量が少なめになっている機種がたくさんあります。
そのためすぐにストレージの空き容量がなくなってしまします。ストレージの空き容量を増やす1つの方法としておすすめしたいのが「thumbdata」の削除です。この記事では「thumbdata」の削除方法について詳しく説明します。
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【Android】「thumbdata」っていったい何?
スマホの内部ストレージの空き容量がなくなってしまうとどうなるのでしょうか。空き容量がなくなれば、写真撮影や動画の撮影ができなくなってしまいます。もちろん新たにアプリをインストールすることもできなくなります。
でも弊害はそれだけではありません。Androidスマホのストレージの空き容量がなくなると、スマホの動作が重くなり軽快に動かなくなります。さらにタッチパネル画面に触れても全く反応しない「フリーズ」という症状が表れるようになります。
もう1つの弊害は強制的にスマホが再起動を繰り返すことです。ですからスマホのストレージの空き容量を確保することはとても重要です。ストレージの空き容量を増やす1つの方法は、「thumbdata」を消去することです。
「thumbdata」とは何でしょうか?
サムネイル画像表示のためのキャッシュファイル
Androidスマホでたくさんの写真を撮影すると、すべての写真は「アルバム」アプリに保存されます。アプリを開くと撮影された写真は日付やフォルダごとにきれいに整理整頓されて保存されていることが分かります。
表示されるのはフォルダアイコンではありません。グループごとに撮影された写真が小さく表示されています。この小さく表示されている写真のことを「サムネイル写真」と呼びます。この「サムネイル写真」を素早く表示させるために利用されるキャッシュが保存されているファイルが「thumbdata」です。
画像を保存するたびにスマホの容量を圧迫する
キャッシュとは、画像やテキスト情報などを一時的に保存して、再表示のスピードアップを図るために利用されるものです。キャッシュのおかげで「アルバム」アプリを開くと、撮影された写真が瞬時に表示されるので待つ必要がありません。
とても便利な機能ですが、キャッシュは写真を撮影して保存していく度に増えていきます。キャッシュは重要なものですがすべてのキャッシュが必要不可欠なわけではありません。使用しない不要なキャッシュもたくさんあります。キャッシュが溜まっていくとストレージ容量を圧迫していきます。
隠しフォルダになっている
「thumbdata」は特殊なフォルダで、他のフォルダのようにストレージを開いてもすぐにチェックできないようになっています。そのためこのフォルダについて聞いてすぐに分かるユーザーは少ないかもしれません。でもこのフォルダを探さなければ消去は行えません。