
【iPhone】「Apple ID サインインが要求されました」と通知されるのは?原因と対処法を解説!
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iPhoneやiPadの画面に、突然「Apple ID サインインが要求されました」という通知が表示されたことはありませんか?
いきなり表示されると「Apple IDを乗っ取られたのでは?」と不安に感じてしまいますよね。
この記事では「Apple ID サインインが要求されました」と表示される理由や、突然表示されたときの対処法について解説します!
- 「Apple ID サインインが要求されました」と通知されるのは、2ファクタ認証機能によるもの
- まずは、通知されたタイミングや表示されている位置情報をチェックする
- 通知に心当たりがないときは「許可しない」を選択してアクセスを拒否しよう
「Apple ID サインインが要求されました」は2ファクタ認証機能による通知
「Apple ID サインインが要求されました」とは、2ファクタ認証機能を有効になっているApple IDにサインインしようとしたとき、デバイス画面に表示される通知のことです。
通知内容を見てみると、サインインを試みようとしたApple IDと場所、「許可しない」と「許可する」の2つの選択肢が表示されています。
確認コードを入力するとサインインされる
2ファクタ認証が有効になっている場合は、Apple IDとパスワードに加えて6桁の確認コードを入力しないとサインインできません。
Apple IDとパスワードを入力してサインインしようとすると、信頼できるデバイスの画面に通知が表示されるので、そこで「許可する」をタップします。
すると、6桁の確認コードが表示されるので、それを正しく入力すればApple IDにサインインできます。
「Apple ID サインインが要求されました」と出た!3つのポイントを確認しよう
自分が使用しているデバイスで「Apple ID サインインが要求されました」と表示されたときは、次の3つのポイントを確認してみましょう。
- サインインを要求されるタイミング
- 表示される場所は違っている場合が多い
- 不正アクセスの可能性も考える
サインインを要求されるタイミングに注目!
「Apple ID サインインが要求されました」は、Apple IDへのサインインを試みた後に即表示されます。
デバイスがネットワークに接続されていない場合は表示されませんが、通信環境に問題がなければ時間差で表示されることはまずありません。
なので、自分がサインインを試みようとした直後に表示されたものであれば「許可する」をタップしても大丈夫です。
しかし、サインインしようとしていないのに突然表示された場合は、誰かがサインインを試みた可能性が高いため、そのときは「許可しない」を選択しましょう。
表示される場所は違っている場合が多い
通知画面にはApple IDにサインインしようとした場所が表示されますが、この場所は実際の場所と違っている場合が多いです。
これは、デバイスのGPS機能を使って場所を割り出しているわけではなく、接続しているインターネット回線のIPアドレスに基づいて場所を割り出しているためです。
表示されている場所が違うと、「誰かが不正にサインインしようとしたのでは?」と不安を覚えるかもしれません。
しかし、自分がサインインを試みた後に即表示されたのであればその可能性はかなり低いので、そのときは「許可する」を選択して大丈夫です。
不正アクセスの可能性も考える
自分はサインインしようとしていないのに突然通知が届いた場合は、誰かがあなたのApple IDに不正アクセスしようしている可能性が高いです。
しかし、Apple IDにサインインするために必要となる確認コードは、「許可する」を選択したデバイスの画面上にしか表示されません。
確認コードを正しく入力しなければApple IDにはアクセスできないので、第三者に乗っ取られてしまうことはまずありません。
ですが、何度も身に覚えのない通知が表示されるのは非常に迷惑なので、通知が届かないよう早めにパスワードを変更しておきましょう。
「Apple ID サインインが要求されました」と出たときの3つの対処法
身に覚えのない「Apple ID サインインが要求されました」が表示された場合は、次の3つの対処法を試してみて下さい。
- 心当たりがなければアクセスを拒否する
- Apple IDのパスワードを変えておく
- 知らない端末がサインインしていないか確認する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
心当たりがなければアクセスを拒否する
表示された通知に心当たりがないのであれば、「許可しない」を選択してアクセスを拒否しましょう。
仮に間違えて「許可する」を選択しても、それが原因で不正アクセスされることはまずありません。
通知ポップアップで「許可する」をタップした後に表示される確認コードは、信頼できるデバイスの持ち主しか確認できないので安心して下さい。
しかし、不必要に「許可する」を選択するのはやめましょう。
Apple IDのパスワードを変えておく
サインインしようとしていないのに突然通知が表示されるということは、第三者にあなたのApple IDとパスワードがバレている可能性が非常に高いです。
「許可する」を選択した後に表示される確認コードさえバレなければ、第三者に不正アクセスされることはまずありませんが、念のため以下の方法でApple IDのパスワードを変えておきましょう。
- 「設定」アプリを起動。
- 一番上に表示されているユーザー名をタップ。
- 「サインインとセキュリティ」をタップ。
- 「パスワードの変更」をタップ。
- 新しいパスワードを入力したら、画面右上の「変更」をタップ。
- 画面左上のAppleメニューをクリック。
- 「システム環境設定」をクリック。
- 「Apple ID」をクリック。
- 「パスワードとセキュリティ」をクリック。
- 「パスワードを変更」をクリック。
- 新しいパスワードを入力したら、「変更」をクリック。
- ブラウザを開いたら、Appleアカウントの管理ページにアクセス。
- Apple IDにサインイン。
- 「セキュリティ」の「パスワード変更」をクリック。
- 現在のパスワードと新しいパスワードを入力。
- 「パスワードを変更」をクリック。
これで、変更完了です。
知らない端末がサインインしていないか確認する
iOS端末やMac、Windows版iCloudアプリでApple IDにサインインすると、その端末とApple IDが関連付けられます。
もし身に覚えがない「Apple ID サインインが要求されました」が表示されたときは、念のため知らない端末がサインインしていないか確認し、サインインしていた場合は強制的に削除しましょう。
- 「設定」アプリを起動。
- 一番上に表示されているユーザーをタップ。
- 削除したい端末をタップ。
- 「アカウントから削除」をタップ。
- 確認画面が表示されたら、「削除」をタップ。
これで強制的にApple IDからサインアウトできます。
次に個人情報が勝手に変更されていないか確認し、パスワードやセキュリティの質問を変更して不正アクセスを防ぎましょう。
身に覚えのない「Apple ID サインインが要求されました」に注意しよう!
「Apple ID サインインが要求されました」は、2ファクタ認証が有効になっているApple IDへのサインインを試みた直後に表示される通知のことです。
「許可する」を選択すると、サインインするために必要となる確認コードが表示されます。
もし身に覚えがないのに表示された場合は、Apple IDとパスワードが誰かに知られてしまっている可能性が高いです。
「許可しない」を選択したあとは、早めにパスワードを変更しておきましょう。