iCloudの復元が終わらない!時間がかかる原因と対処法を解説
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ルーターを再起動する
iPhoneがWi-Fiにしっかり接続され、プロバイダと契約しているWi-Fi回線の通信スピードも十分であることが確認できたにもかかわらず、「iCloud」のデータ復元の問題が改善されない場合はWi-Fiルーターを再起動してみましょう。
ルーターに一時的な不具合が起きている可能性があるからです。Wi-Fiルーターの再起動方法は、コンセントから電源コードを抜き10秒後に電源コードを入れ直せば再起動します。
iCloudの復元が終わらないときの対処法《端末問題》
次に取り上げるのは、iPhoneそのものに問題があるために「iCloud」のデータ復元に時間がかかり過ぎる時の対処法です。
ここでは、4つの対処法を紹介します。
充電に接続されているか確認する
「iCloud」のバックアップからiPhoneにデータを復元する際に必ず行うべきことは、iPhoneと充電アダプタを繋げコンセントに挿し充電状態にすることです。
データのバックアップはバッテリーの電力を思った以上に消費するので、充電状態にせずにデータの復元をすると途中でバッテリーの残量がゼロになり復元が完成できなくなります。
データの復元中は必ず充電に接続しましょう。
バックアップデータがあるか確認する
「iCloud」のバックアップからデータの復元をしたくても、バックでアップデータがiCloudになければデータの復元はできません。
「iCloud」へのバックアップは自動では行われないので、もしかしたらバックアップが「iCloud」に作成されていない可能性もあります。
確認方法を説明します。
「設定」画面の「ユーザー名」をタップして「Apple ID」画面を表示させましょう。
表示されている設定項目の中に「iCloud」があるので指でタップします。
「ストレージを管理」を指でタップしましょう。
「バックアップ」を指でタップします。
バックアップの情報が表示されます。同じApple IDでログインしているiOS端末が表示されるので「iPhone」を指でタップしましょう。
iPhoneのバックアップデータのサイズが表示されています。
もしiPhoneのデータのすべてがバックアップされていないようであれば、バックアップの作成を行いましょう。
操作方法を紹介します。
先ほどの「iCloud」画面に戻ります。画面を下に向かってスクロールすると「iCloudバックアップ」があるので指でタップしましょう。
「iCloudバックアップ」が「ON」になっていることを確認したら「今すぐバックアップを作成」をクリックしましょう。バックアップが「iCloud」に作成されます。
バージョンアップ・再起動する
搭載されているiPhoneが旧バージョンのままだと、「iCloud」のデータ復元が上手くいかない場合があります。
まずiOSのバージョンアップをし、そのあと「iCloud」から復元を行いましょう。
iPhoneの初期化を行ったあと「iCloud」のデータ復元までの手順を以下にまとめます。
- 初期設定を指示に従って進める
- 「Appとデータ」画面になったら「新しいiPhoneとして設定」を選ぶ
- 初期設定がすべて終わったら「設定」アプリを開き「一般」を選択する
- 「ソフトウェア・アップデート」を選択しバージョンアップを行う
- 「一般」画面に戻り「リセット」を選択する
- 「すべてのコンテンツと設定を消去」を選択して初期化を行う
- 初期設定を指示に従って進み「Appとデータ」画面で「iCloudバックアップから復元」を選択する
すべて終了したらiPhoneを再起動しましょう。電源ボタンを長押しして表示される指示に従い電源を落とし、電源ボタンをもう一度長押しすれば再起動が始まります。
入力したApple ID・パスワードを確認し直してみる
ユーザーの中にはApple IDを2つ以上持っている人がいますが、データを復元したいバックアップが作成されている「iCloud」に紐付けられているApple IDとパスワードが違っているならデータの復元を正しく行うことはできません。
サインインしているApple IDが正しいものかどうかを確認しましょう。「設定」画面にある「ユーザー名」を指でタップします。
「Apple ID」画面が立ち上がりますが、ここでサインインしているApple IDを確認できます。
Apple IDが異なるものなら、同じ画面を下に向かってスクロールすると「サインアウト」があるので指でタップしサインアウトしましょう。そのあと、正しいApple IDでサインインし直しましょう。