【ゆうちょ発行】mijicaのチャージ方法は?2022年には終了予定
キャッシュレス決済と一口に言っても、クレジットカード・デビットカード・電子マネーなどその種類はさまざまですよね。
今回紹介する「mijica」は、ゆうちょ銀行が発効しているデビットカードとプリペイドカードの2つの顔を持つ万能カードです。
本記事では、「mijica」とはどんな物なのか、カードの詳細を詳しく見るとともに、使い方や注意点についても触れて行きます。
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「mijica(ミヂカ)」とは?
「mijica」という響きから、交通系電子マネーと勘違いする人もいるかもしれませんが、これはゆうちょ銀行が発行するカード。まずはこのカードの概要について見ていきましょう。
ゆうちょが発行しているカード
ゆうちょ銀行がクレディセゾンと共同で発行しているカードで、ゆうちょ銀行に口座を持っている12歳以上の人であれば誰でも作れます。Visaが付帯されているため、Visaの加盟店であれば世界中どこでも使え、またネットショッピングでももちろん利用可能です。
クレディセゾンとと共同で発行していることもあり、利用した額の永久不滅ポイントが加算されるのも特徴。税込み2,000円の買い物につき、永久不滅ポイントが1ポイント貯まります。100ポイント貯まれば500円分の価値となり、それを再びチャージすれば利用できる仕組みになっています。
プリペイド・デビットの両方が備わっている
このようなキャッシュレス決済のカードは1つの機能しかないことが多いですが、mijicaは1枚のカードに、プリペイドとデビットの2機能が備わっているのが特徴です。
チャージした残高内で支払うのがプリペイド機能。残高不足の際に、ゆうちょ銀行の口座から不足金額分がチャージされるのがデビット機能です。
デビット機能がONになっていれば、万が一残高が足りない事態になったとしても、口座にお金がある限りは「残高不足で支払いができない!」ということは起こりません。
デビット機能をONにしていても、残高が支払金額よりも下回っている時だけにしかデビットカードは機能しません。不足していなければプリペイドカードとして使え、口座からの引き落としが優先されるわけではないので、その点は安心できるでしょう。
2020年10月に新規登録・サービス全般は停止されている
現在は、新規登録は受付されておらず、一部のサービスも停止されています。これは、mijicaを使った不正送金やmijicaWEBへの不正ログインがたびたび確認されためです。
被害を受けた利用者は数十人、その被害総額は約332万円でした。何者かがmijicaWEBに不正ログインし、ユーザーに対してメールを送り、それを確認したユーザーが送金する、という手口を使ったようです。
このような被害が遭った旨を公表した日から、送金機能が停止され、さらに翌月には、サイト・新規申し込みの受け付けも停止となりました。
2022年春頃に新サービス開始予定!
2022年の春頃を目安に、現在利用可能なmijicaのサービスであるデビット機能が移行された、新ブランドのリリースが予定されています。今のところ新デビットカードの詳細についてはまだ何も公開されていませんが、別途案内されるということです。
また現在のmijicaは、セキュリティ上の問題がないサービスに限定して、2022年夏頃まで引き続き利用できます。ただし、新しいデビットカードを発行した後は、mijicaは利用できなくなるので注意しましょう。