iPadが使えない!アクティベーションロックの強制解除はできる?
家族や友達から譲ってもらったiPadや中古で購入したiPadを使おうと思ったら、アクティベーションロックの画面が表示されて先に進めないことがあります。
このロックはApple IDとパスワードを入力するだけで解除できますが、前の持ち主のApple IDでロックがかかっていた場合はどのように解除すれば良いのでしょうか?
今回は、iPadのアクティベーションロックの解除方法について解説していきます!
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【iPad】なぜアクティベーションロックの強制解除が必要なの?
iPadなどのiOSデバイスには「アクティベーションロック」という機能がありますが、ロックがかかっているiPadを使用するにはロックを解除する必要があります。
まずは、アクティベーションロックの機能や発動条件、解除の仕方など基本を改めておさらいしておきましょう!
アクティベーションロックとは?
「アクティベーションロック」とは、紛失したiOSデバイス(iPhone・iPad・iPod Touch)を第三者に使われたり、売却されたりするのを防ぐためのセキュリティ機能です。
これは、「iPadを探す」をオンにした時点で自動的に有効化されます。
アクティベーションロックは、以下の2つの条件を満たした時に発動します。
- 「探す」がオンになっている
- 「探す」をオフにせずに強制的に初期化した
通常、iOSデバイスを初期化するためには、Apple IDのパスワードを入力して「iPadを探す」をオフにしておく必要があります。
しかし、リカバリーモードやDFUモードを使う方法であれば「iPadを探す」をオフにせずに初期化できてしまうので、第三者がこの方法を悪用して勝手に初期化することも可能です。
ですが、「iPadを探す」をオフにせずに初期化すると、デバイス保護のためにアクティベーションロックが発動します。
ロックを解除できなければ、iOSデバイスを使用するために必要な初期設定が行えません。
これにより、iOSデバイスを紛失したとしても、第三者に勝手に初期化されて自分のものとして使用したり、フリマなどに売却されたりするのを防げるというわけです。
Apple ID・パスワードがあれば解除できるよ
「iPadを探す」をオフにせずに強制的に初期化するとアクティベーションロックがかかります。
ロックがかかったiOSデバイスを再び使用するには、アクティベーションを行う前にまずロックを解除する必要があります。
このロックは、初期化する前にiOSデバイスでサインインしていたApple ID・パスワードをロック画面で入力すれば解除できます。
また、PCなど他のデバイスでiCloudの「iPhoneを探す」にApple IDでサインインし、ロックがかかっているiOSデバイスを消去する方法で解除することも可能です。
Apple IDとパスワードを知っているのは本人だけなので、第三者によってロックを解除されることはまずないでしょう。
デフォルトでオンになっているよ
アクティベーションロックは「iPadを探す」がオンになっている時にかかりますが、「iPadを探す」はデフォルトだとオンになっています。
そのため、手動でオフにしていなければ、第三者が勝手に強制初期化しても必ずアクティベーションロックがかかるようになっています。
「iPadを探す」をオフにするとロックがかからなくなるだけでなく、紛失したiOSデバイスの位置情報の確認や遠隔操作で初期化が行えなくなってしまうので、「iPadを探す」は常にオンにしておきましょう。
中古のiPadを購入する時はアクティベーションロックに注意!
「メルカリ」「ヤフオク」などのフリマやオークションで中古のiPadを購入する時は、このアクティベーションロックがかかっていないか事前にしっかりと確認しておきましょう。
ロックが解除されていないiPadを購入した場合、元の所有者のApple IDとパスワードを入力してロックを解除しなければなりません。
しかし、元の所有者からApple IDとパスワードを教えてもらうことはまず不可能なので、別の方法でロックを解除する必要があります。
ロックを解除できなければiPadは全く使い物にならないので、特にフリマやオークションで中古のiPadを購入する場合は十分に注意して下さい。