予約システムを作る方法・手順

新しいカレンダーができたら、予約枠という機能を使って予約システムを作ります。これは、カレンダーのグリッド上に今後の予定の枠を加えていくもので、作成者だけでなく、他のユーザーもカレンダー上に記入していくことができます。

予約枠を作るには、まずGoogleカレンダーを開いて、予約を入れたい日時の場所にカーソルを合わせてクリックします。ポップアップ画面が出たら「予定」を選択し、タイトル、タイムゾーンを入力します。

予約枠には、必要であればゲスト、場所、添付資料や説明やGoogle Meetのビデオ会議を加えることができます。Googleの他の機能と連携しやすいシステムです。

ホームページやブログにリンクを貼って予約ができるよ

Googleカレンダーを使った予約システムは、普段から利用しているホームページやブログなどのサイトにリンクするだけで、手軽にお店やイベントの予約システムとして活用できます。

予約システムのみ部分的にGoogleのサービスを利用している場合でも、リンクしていればインターネット上では簡単に予約ページに移動できるため、お客さんやユーザーが利用する際に悩むことはありません。

【Googleカレンダー】無料で予約システムを作ろう！《メリット・デメリット》

実際に利用する上ではどんなメリットやデメリットがあるのでしょうか？ここではGoogleカレンダーを使った予約システムの使い勝手のいい点とよくない点について紹介していきます。

【メリット】無料で簡単に予約を受けることができる

Googleカレンダー利用する一番のメリットに、料金がかからないことがあります。既存のGoogleカレンダーのフォーマットをそのまま利用するため、作成に手間もかからず、お客様や参加者による予約入力も簡単にできます。

【デメリット】複数の予約や参加者の情報を得るのには向かない

一方、デメリットにはどのような点が挙げられるでしょうか？気になる点を挙げておきましょう。

もともとスケジュール管理をするカレンダーであり、予約システムのために作成された専用ソフトではないため、必要な機能が揃っていない場合があります。

Googleカレンダーには、同日時に複数の予約を入れられないことから、同じ時間に一斉に多くの人数を受け付ける予約には向きません。

加えて、年齢、連絡先、参加人数などの参加者情報を入力する欄はないため、予約や申し込みの際にさまざまな顧客情報を取得したいときには、他の手段と組み合わせる必要が生じるかもしれません。