【Google アカウント】生年月日の登録は必須?入力を要求された時の対処法を紹介!
AndroidユーザーだけでなくiPhoneユーザーも、「Google フォト」「Google マップ」「Google カレンダー」などGoogleが提供するいろいろなサービスを利用できます。
Google社が提供するすべてのサービスを利用するために必須なのがGoogle アカウントの登録ですが、登録の際に生年月日を入力するように求められます。
この記事では、Google アカウントを登録する際に生年月日の入力が必要になる理由をご紹介します。
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【Google アカウント】生年月日の入力を求められる!その理由とは
Webサイトでサービスを利用するためには、必ず会員登録をしなければなりません。
会員登録をする際に必ず入力しないといけない項目には、氏名、住所、電話番号、クレジットカード情報などが含まれます。
Googleも自社のサービスを利用するために、Google アカウントの登録を求めています。
ただGoogle アカウントの登録の際、氏名、住所などに加えて生年月日の入力が求められます。
どんな理由で生年月日の登録を求めているのか、これから説明します。
Google アカウントの生年月日が未登録
Google社はこれまで、Google アカウントの登録の際に生年月日の入力は任意の項目と位置づけていました。
つまり、生年月日の入力をしなくてもGoogle アカウントの登録が行えました。
しかし、2021年4月にGoogle社はGoogle アカウントの登録に関する利用規約に変更を加えました。
Google アカウントを新規で登録する際、生年月日の入力が任意ではなく必須項目として表示されているため、現在は生年月日の登録をせずにGoogle アカウントを取得することはできません。
2021年4月以前にGoogle アカウントを作成し、現在まで生年月日の登録をしていないユーザーには生年月日の登録を求める内容のメールが送信されます。
アカウントが本人のものか確認するため
これまでは生年月日の登録は任意だったのに、なぜ現在は必須項目になっているのか疑問に思うかもしれません。
1つの理由は、本人確認を徹底してセキュリティの向上を図ることです。
最近SNSアカウントの不正アクセスや乗っ取り事件が多発していますが、Google アカウントへの不正アクセスや乗っ取り事件もたくさん報告されています。
乗っ取られたGoogle アカウントを使って迷惑メールを送信したり、個人情報を抜き取られたりするケースが多いため、本人確認の徹底をして事件を未然に防ぐため、現在ではGoogle アカウントへの登録には生年月日の登録が義務づけられています。
利用年齢に達しているか確認するため
生年月日の登録をしていないユーザーにGoogle社が送信したメールには、その理由が「法律を遵守するため」と書かれていました。
ここで言及されている「法律の遵守」を行うように要求されているのはGoogle社です。
Google社が提供するサービスの中には「YouTube」が含まれていますが、現在「YouTube」は未成年のユーザーを不適切なコンテンツから守るために年齢宣言を設けています。
YouTubeを開いて過激な暴力や性的描写含んだ動画コンテンツを未成年者が視聴することがないように、動画作成者に年齢制限の設定を義務づけています。
しかし未成年者が自分のGoogle アカウントを持っていれば「YouTube」のすべてのサービスを利用できてしまうため、それを防ぐために現在はGoogle アカウントの登録で未成年者が登録できないように生年月日の登録が義務づけられています。