【iTunes】バックアップを復元とiPhoneを復元の違いは?
iTunesでiPhoneを復元する方法には「バックアップを復元」と「iPhoneを復元」の2種類あります。
この2つの復元方法は似ているようで実は全く違うものなので、2つの違いを理解した上で適切な方法でiPhoneを復元する必要があります。
今回は、「バックアップを復元」と「iPhoneを復元」の違いや復元方法について解説していきます!
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【iTunes】「バックアップを復元」と「iPhoneを復元」の違いを知りたい!
iTunesには「バックアップを復元」と「iPhoneを復元」の2種類の復元方法がありますが、この2つはどのように違うのか分からないという方も多いと思います。
まずは、「バックアップを復元」と「iPhoneを復元」の違いを見ていきましょう。
「バックアップを復元」ってなに?
「バックアップを復元」とは、iTunesやiCloudでバックアップをとった時点のデータに戻すことを言います。
iPhoneを初期化した後やiPhoneを機種変更した後に「バックアップを復元」を選択して、復元したいバックアップデータを選択すれば、それがiPhoneに上書きされて再び利用できるようになります。
なお、こちらの復元方法ではiPhoneの初期化は行われないため、iPhoneの不具合を解消する目的での利用には向きません。
「iPhoneを復元」ってなに?
「iPhoneを復元」とは、最新バージョンのiOSをインストールした上でiPhoneを完全に初期化することを言います。
初期化すると、アプリや写真、動画、音楽、メッセージなどのデータやiPhoneの設定が全て削除され、工場出荷時の状態に戻ります。
「iPhoneを復元」を実行して初期化した後に、バックアップから復元することも可能ですが、その場合はあらかじめiTunesやiCloudでバックアップをとっておく必要があります。
【iTunes】「バックアップを復元」と「iPhoneを復元」の違いが分かったら!どちらを選べば良いの?
「バックアップを復元」と「iPhoneを復元」の意味はある程度分かったものの、どういった時にどちらの復元方法を選択すれば良いのか分からない…という方も多いと思います。
では、「バックアップを復元」をした方が良い場面と、「iPhoneを復元」をした方が良い場面をそれぞれ詳しく見ていきましょう。
「バックアップを復元」をした方が良いときは?
「バックアップを復元」は、以下の場合に実行されることをおすすめします。
- iPhoneのデータを間違えて削除・上書きしてしまった時
- 以前のiPhoneで使用していたデータを機種変更後のiPhoneに移行したい時
- 「iPhoneを復元」を実行した後にデータを戻したい時