「データ通信でダウンロード」は無効にして

次に紹介する設定は、「データ通信をダウンロード」の無効化です。これは有料会員に関係のある設定です。

「データ通信をダウンロード」を有効にすると、配信音楽をダウンロードする際にスマホのモバイルデータ通信で行ってしまうため、データ通信量を消費してしまいます。

Wi-Fi回線限定でダウンロードを行うため、この設定は「OFF」にしましょう。
先ほどの「設定」画面に戻りましょう。表示されているメニューの中に「音質」があるので選択しタップします。

「音質」画面が立ち上がったら、画面を下に向かってスクロールしましょう。

画面の一番下に「データ通信でダウンロード」があるので、「ON」に設定されているなら「OFF」に設定し直しましょう。

「自動再生」はせずに聴こう

次に紹介する設定は「自動再生」です。「自動再生」が「ON」に設定されていると、自分が選んだ曲が終わると「Spotify」がおすすめの曲を勝手に選び再生を始めてしまうので、データ通信を不必要に消費してしまうことになります。

先ほどの「設定」画面に戻りましょう。表示されているメニューの中に「再生」があるので選択しタップしましょう。

「再生」画面を下に向かってスクロールすると「自動再生」があるので、「ON」に設定されているようなら「OFF」に設定し直しましょう。

【Spotify】データ通信量を節約する方法♡《特定のSIMを使う》

実は節約方法はもう1つあります。特定のサービスが付いている格安SIMを利用する方法です。

もし通信契約を大手キャリアと行っているなら、キャリアとの契約を解除するか、あるいは契約が終了するまで待たなければこの方法を試すことはできません。

データ通信量なしでSpotifyを楽しめる格安SIMがある！

格安SIMを扱っているMVNO（仮想移動体通信事業者）はたくさんありますが、格安SIMを扱っているMVNOの中には「カウントフリー」や「データフリー」といったサービスを提供しているところがあります。

「カウントフリー」とは、特定の通信量をカウントせずにスルーしてくれるサービスです。もう少し分かりやすく言うと、SNS、動画アプリ、音楽アプリといった特定のアプリやサービスがどれだけデータ通信量を使ったとしても、毎月の決められた通信量に影響しないということです。

契約内容にもよりますが、通常月々のデータ通信量の上限は1GB～5GBです。使用するデータ通信の内訳は、SNS、動画、音楽がほとんどという人が多いはずです。

「カウントフリー」サービスを追加した格安SIMと契約すれば、「Spotify」でどれだけ音楽を高音質で聴いても毎月の通信量に影響しないので安心して音楽を楽しめます。

おすすめの格安SIM

「カウントフリー」をオプションとして提供しているMVNOはいくつかありますが、ここでは「BIGLOBEモバイル」と「OCNモバイルONE」の2社をピックアップして紹介します。

「BIGLOBEモバイル」は月額308円（税込み）で「エンタメフリー・オプション」を利用できます。3GBプラン以上で追加できます。「エンタメフリー・オプション」の対象サービスを以下にまとめます。

「OCNモバイルONE」は「BIGLOBEモバイル」とは違い、「エンタメフリー・オプション」から音楽配信サービスを排除し、「MUSICカウントフリー」という別のオプションを用意しています。

「プラン＋オプションの月額料金（3GB）」を990円払うと、「MUSICカウントフリー」が利用できます。「MUSICカウントフリー」の対象サービスを以下にまとめます。

Spotifyの配信音楽は音質や設定を変更して通信量を節約しながら楽しもう！

高音質を維持しながら5,000万以上の音楽を無料で楽しめる「Spotify」はとても魅力的な音楽配信サービスですが、スマホを使って利用すると消費するデータ通信量が心配になります。

でもこの記事で紹介したように、音質やアプリの設定また通信環境を変えれば通信量を節約できるので、安心してたくさんの音楽を楽しめます。ぜひ試してみてください。