ワイヤレス充電すると電池が劣化するって本当？

ワイヤレス充電をすると、スマホのバッテリーの電池が劣化すると言われています。

スマホのバッテリーにはリチウム電池が使われていますが、リチウム電池の寿命を縮める要因の1つは、バッテリーが高温になることです。

ワイヤレス充電は「電磁誘導」を利用して電力を発生させますが、その過程でコイルに熱が発生します。

先ほど説明した20％～30％の電力は、このとき熱に変換されてしまいます。

バッテリーの充電中はケーブル使った充電でも発熱しますが、それに加えてコイルの熱が加算されるためリチウム電池にかかる負荷が大きくなります。

そのため、バッテリーの寿命は短くなってしまします。

対応機種は？

すべてのスマホが「Qi」ワイヤレス充電に対応しているわけではありません。

それで以下に対応機種をまとめるので参考にしてください。

【Qi】ワイヤレスの充電速度はどのくらい？

「Qi」ワイヤレス充電のスピードがケーブルで充電したときよりも遅いことは分かりましたが、どれだけ遅いのか知りたいですよね。

「Qi」ワイヤレス充電のスピードを語る上で重要なのはワット数です。

ここでは、充電速度を左右するワット数について解説していきます。

ワイヤレス充電とワット数の関係

現在販売されている「Qi」ワイヤレス充電器には、4つの異なるワット数があります。5W、7.5W、10W、15Wの4つです。

ここで重要なのは、使用しているデバイスのワット数と「Qi」ワイヤレス充電器の出力が対応しているかどうかです。

iPhoneのワット数は7.5W、最新Androidの多くは10Wなので、急速充電をするためにはこれからの数字に対応した「Qi」ワイヤレス充電器を購入する必要があります。

ワイヤレス充電と電池容量の充電速度の関係

ワイヤレス充電でデバイスを高速充電するスピードは、デバイスのバッテリーの電池容量によって変わります。電池容量が大きければ充電スピードは速くなります。「Qi」ワイヤレス充電に対応したiPhone機種の電池容量を以下にまとめるので参考にしてください。

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充電速度を早めたいなら高いワット数を選ぼう

ワイヤレス充電器を使って高速充電をするには、デバイスのワット数に対応した出力のあるワイヤレス充電器を購入する必要があります。

7.5WのiPhoneに5Wの出力しかないワイヤレス充電器を使っても充電はできますが、充電速度は遅くなります。

また7.5WのiPhoneに15Wの出力があるワイヤレス充電器を使って充電すると、バッテリーの温度が上がりすぎるためセンサーによって充電が強制的に停止されることがあるため、かえって充電速度が遅くなることがあります。