機種変更先の端末が「Suica対応」であること

機種変更先の端末（iPhone）が「Suica対応」の機種・OSでないと、AndroidのSuicaをiPhoneに移行できません。

Suicaに対応しているiPhoneは、最新バージョンのiOSを搭載したiPhone 8/iPhone 8 Plus以降の機種です。

それ以前の機種にはSuicaを移行できません。中古ショップやフリマなどで古い機種のiPhoneを購入した場合は、移行できない可能性があります。

機種変更先の端末で「Suicaが未設定」であること

AndroidからiPhoneへSuicaを移行するには、機種変更先の端末（iPhone）で「Suicaが未設定」の状態であることが条件になります。

すでに別のSuicaが設定されている端末には、Suicaを移行できません。

iPhoneに別のSuicaを設定されている場合は、iPhoneのWalletアプリでSuicaのデータを削除してから、Androidで使用していたSuicaの移行作業を行う必要があります。

機種変更先の端末にSuicaアプリをインストールしておく

AndroidからiPhoneへの引き継ぎは、Suicaアプリを経由して行うので、機種変更先の端末（iPhone）にSuicaアプリをインストールしておく必要があります。

SuicaアプリはApp Storeから無料でインストールできます。

iPhoneのWalletアプリでは、Google PayのSuicaの移行作業ができないので注意してください。

Google PayのSuicaを機種変更で移行する方法♡《AndroidからiPhone》

スムーズに移行するための準備・確認が済んだら、以下の手順に沿ってAndroidからiPhoneへGoogle PayのSuicaを移行しましょう。

【旧端末】モバイルSuicaから「サーバ退避」をしよう！

まずは、旧端末でモバイルSuicaアプリを開いて、Google PayのSuicaの「サーバ退避」をします。

旧端末でサーバ退避させないと、新端末でSuicaのデータが受け取れないので必ず行ってください。

これで、サーバ退避完了です。

【旧端末】「サーバ退避」ができないときは

紛失・盗難・故障などの理由で旧端末が操作できず、Google PayのSuicaをサーバ退避できない場合は、Suicaを新端末へ直接移行することはできません。

この場合、一旦Suicaを退会したあと、新端末で改めてSuicaを新規発行・会員登録することになります。

残高が残っている状態で退会しても、退会手続きしてから2週間~1ヶ月後に銀行口座へ払い戻されるので無駄にはなりません。

なお、旧端末と同じメールアドレスを使ってSuicaに再登録する場合は、退会翌日の朝7時以降にならないと再登録できないので注意してください。