iPhoneの「利用頻度の高い場所」とは?確認・削除・オフにする方法
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行った場所は50日分しか確認できない
「利用頻度の高い場所」がオンになっていると、繰り返し訪れた場所が記録されますが、その記録の保存期間は50日です。
50日を過ぎた記録は、自動的にiPhoneから削除されます。
過去50日間の行動履歴なら確認できますが、それより前の行動履歴は確認できないのでご注意下さい。
Appleに送信されることはない
iPhoneに記録された「利用頻度の高い場所」がAppleのサーバーに送信され、そのデータをどこかで勝手に利用されないか不安に感じている人もいるでしょう。
結論から申し上げると、「利用頻度の高い場所」が勝手にAppleのサーバーなど外部へ送信されることは一切ありません。
Appleの公式サイトでは、「利用頻度の高い場所」について以下のように説明されています。
あくまでも「利用頻度の高い場所」は、予測交通情報サービスなどの個人向けサービスを提供する目的で使用されるものです。
Appleにデータを抜き取られることはないので安心して下さい。
【iPhone】利用頻度の高い場所を便利に使う
最後に、「利用頻度の高い場所」をより便利に使う方法をご紹介いたします。
旅行・外出の記録に使える
「利用頻度の高い場所」をオンにしておけば、繰り返し訪れている場所を自動的に保存してくれるので、旅行・外出の記録にも使えます。
旅行・外出時にどこに行ったのか忘れてしまっても、「利用頻度の高い場所」を見れば思い出せるかもしれません。
「ヘルスケア」アプリと併せて使う
「利用頻度の高い場所」を確認すれば、いつどこにいたのかある程度分かりますが、移動距離やルートまでは分かりません。
しかし、iOS標準の健康管理アプリ「ヘルスケア」を使えば、移動距離や歩数も把握できます。
「ヘルスケア」アプリには、移動距離や歩数、上った階数などが記録されており、これらのデータは1日ごと・1週間ごと・1ヶ月ごと・6ヶ月ごと・1年ごとに確認できます。
「利用頻度が高い場所」と「ヘルスケア」を併せて使うことで、何月何日にどこにいて、かつその日に何km・何歩歩いたのか把握できるので、より詳細な行動履歴を確認できます。
プライバシーが気になるなら「利用頻度の高い場所」をオフにしておこう
iOS 14で追加された「利用頻度の高い場所」では、繰り返し訪れている場所や日時が記録されています。
これを見ればいつどこにいたのか、自分の行動履歴をある程度把握できます。
「利用頻度の高い場所」は生体・パスコード認証をしないと確認できないので他人に覗かれることはまずありませんし、Appleなど外部へ送信されることもありません。
しかし、それでもプライバシーが気になるのであれば、「利用頻度の高い場所」をオフにしておくことをオススメします。