Androidの「データセーバー」とは何?メリット・デメリットも解説
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【Android】『データセーバー』のメリット
どんなに優れた機能にも、デメリットは付きものです。
そして、それは「データセーバー」機能も同様です。
「データセーバー」機能にはどんなメリットとデメリットがあるのでしょうか。
まず「データセーバー」の2つのメリットを紹介します。
通信量を抑えられる
最初に紹介する「データセーバー」のメリットは、通信量を抑えられることです。
スマホのバックグランドでは、どんなデータ通信が行われているのでしょうか。
主に4つあります。
アプリの自動更新、スマホとインターネットストレージ内のデータの同時更新、位置情報の取得、最新情報の取得の4つです。
「データセーバー」をON設定にすると、これら4つのデータ通信がバックグラウンドで行われなくなるので、通信量の節約とバッテリーの負荷を減らすことができます。
セキュリティ対策になる
2番目に紹介する「データセーバー」のメリットは、セキュリティ対策になることです。
「データセーバー」がON設定になっていると、不注意に危険なWebサイトにアクセスしようとすると警告表示をしてくれます。
個人情報を盗まれたり、ランサムウエアのようなより被害が大きい問題に巻き込まれたりすることから保護してくれます。
【Android】『データセーバー』のデメリット
続いて、「データセーバー」機能のデメリットを紹介します。
「データセーバー」機能には3つのデメリットがあります。
データ通信速度と画質が落ちる
最初に紹介する「データセーバー」のデメリットは、ページ内の画像の品質が落ちることです。
「データセーバー」はバックグランド通信を抑えることが主なタスクですが、それ以外にも、データ量が大きい動画のデータ通信速度を制限したり、表示される画質を意図的に落としたりして通信量を制限します。
ただ、視聴するのが苦になるほどデータ通信速度や画質が落ちることはないので、特に大きな問題となることはありません。
個人情報に関わるページ(https://~)では機能しなくなる
2番目に紹介する「データセーバー」のデメリットは、個人情報に関わるWebページに「データセーバー」は効果を発揮しない点です。
「https://」で始まるWebページは、決して他人に知られてはいけない個人情報と紐付けされたものなので、「データセーバー」のセキュリティ保護の機能が反応し、自動的にOFF設定に切り替わります。