iPadを再起動する

思い当たる数字を入力してもうまくいかない場合、試してみたい対処法の2つ目は｢iPadを再起動する｣という方法です。

iPadに限らず、スマホ・タブレット機器に不具合が起きている時に最も手軽で効果的なのが｢再起動｣ですよね。

iPadでもそれを試しましょう。

パスコード入力画面で、次のいずれか該当する操作を行なってください。

すると｢スライドして電源オフ｣という画面が出てきます。

これをスライドして電源を切り、再び電源ボタンを長押しすることで再起動させることができます！

FinderやiTunesを使って対応する

上記の方法でも解決せず、何度もパスコードの入力を失敗してしまうと｢iPadは使用できません｣というメッセージが出てしまうことがあります。

こうなってしまった場合、iPad単体で解決を図ることは難しいでしょう。

Mac純正の｢Finder｣や｢iTunes｣というソフトを使って対処していくのが賢明です。

ただし、この方法を試すにはパソコンが必須となりますのでご注意ください。

具体的な対処法については、次の見出しで詳しく解説していきます！

【iPad】パスコードを設定して忘れたときは

上記の方法を試しても不具合が治らなかった場合や、実際に自分で設定したことは覚えているものの｢パスコード自体は忘れてしまった！｣という状況が生じた時にはどうしたら良いでしょうか？

そんな時の対処法をご紹介していきます！

FinderやiTunesを使ってパスコードの復元を行う

最初にご紹介する対処法は｢FinderやiTunesを使って復元する｣という方法です。

以前はMacでも｢iTunes｣で行っていましたが、最新のmacOSではiTunesがなくなってしまったため｢Finder｣を使います。

WindowsやiTunesに対応したMacを使っている場合は、iTunesからも同様の操作方法で行うことができます。

しかしいずれの場合も、前提として次の2つの条件が事前に満たされていなければなりません。

①｢iPadを探す｣がオフになっている

②｢ロック中にアクセスを許可｣の｢USBアクセサリ｣がオンになっている

パスコードがわからなくなって解除できない状態では、これらの設定を操作することもできません。

事前にこの設定がなされたいた場合にのみできる方法になります。

では実際の方法を解説していきます。

まず、iPadとパソコンをケーブルで繋ぎます。｢Finder｣からiPadを選択し｢今すぐバックアップ｣をクリックします。

｢iPadを復元｣をクリックします。

確認画面が現れるので｢復元｣をクリックしましょう。

これでiPadは初期状態に戻されます。

その後、先ほどのバックアップから｢元のデータを復元する｣という流れです。

バックアップからの復元が終わると、パスコードが解除された状態でiPadを使うことが可能になります！

iCloudを使ってパスコードを消す

次にご紹介する対処法は｢iCloudを使ってパスコードを消す｣という方法です。

次の手順で行うことができます。

Web版のiCloudにアクセスし｢iPhoneを探す｣をクリックします。

｢すべてのデバイス｣をクリックしましょう。

該当するiPadを選択してください。

｢iPadを消去｣をクリックしましょう。

これでリモートでiPadのデータを初期化することができます！

この手順で初期化した上で、パソコンやiCloud上に保存してあるバックアップから復元すれば元通りのiPadを使うことができるでしょう。

リカバリーモードを試す

最後にご紹介するのは｢リカバリーモード｣という機能です。

ただしちょっと方法が複雑で分かりにくい部分があるので、上の2つの方法を試してもうまくいかない時の手段として覚えておくと良いでしょう。

次の手順でリカバリーモードにすることができます。

① Finderに対応したMac、あるいはiTunesをインストールしたパソコンと有線で繋ぐ

② お使いのiPadのモデルに従って、以下のうちいずれかの方法でボタン操作を行う

③ リカバリーモードの画面が表示されるまで｢②｣のボタンを長押しする

④ パソコン側で該当するiPadを選択し｢アップデート｣を選択

これで｢データを消去することなくOSを入れ直す｣ということが可能になります！

パスコードが求められる不具合がアップデートによって解決するかもしれません。