
通知不可能と非通知の違いとは?スマホの着信拒否の設定方法をご紹介
スマホに電話がかかってきたとき、着信画面に「通知不可能」と表示される場合があります。
「通知不可能」も「非通知」と同様に相手の電話番号が表示されませんが、そもそもなぜ「通知不可能」と表示されるのでしょうか?
また、「通知不可能」は「非通知」とは何が違うのか疑問に思っている方も多いでしょう。
そこで今回は、通知不可能と非通知の違いや、スマホで通知不可能からの着信を拒否する設定方法について解説していきます!
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通知不可能ってどういう意味?
スマホの着信画面で「通知不可能」と表示され、相手の電話番号が通知されないことがありますが、そもそも「通知不可能」とはどういった意味なのでしょうか?
まずは、「通知不可能」の意味や表示される原因を詳しく見ていきましょう。
通知不可能の意味とは?
「通知不可能」とは、通信キャリアや回線などシステム上の制約によって、電話番号を通知できないときに表示されます。
「通知不可能」は、以下の電話がかかってきたときに表示されることが多いです。
- 国際電話
- 飛行機の機内電話
- 新幹線の公衆電話
- 「Skype」「LINE Out」などのインターネット回線を使用する電話(IP電話)
「通知不可能」から着信があると、「詐欺業者から電話がかかってきたんじゃないか?」と警戒してしまうかもしれません。
ですが、家族や友達がそういった状況で電話をかけてきている場合もあるので、その可能性が高ければ警戒を緩めても良いでしょう。
ただ、詐欺業者からの電話やいたずら電話など怪しいものも多いので、「通知不可能」からの着信に応答する場合は注意が必要です。
通知不可能と非通知との違いは?
「通知不可能」は「非通知」とどう違うのか疑問に思っている人も多いでしょう。
「通知不可能」も「非通知」も相手の電話番号が表示されない点は共通していますが、どういった点に違いがあるのでしょうか?
まず「非通知」は、相手が「184」を付けて意図的に電話番号を通知していないときに表示されます。
一方「通知不可能」は、相手が意図的に電話番号を隠しているわけではなく、システム上の制約によって電話番号が通知できないときに表示されるので、「非通知」とは似ているようで全く違う着信ということになります。
通知不可能を着信拒否する設定方法《スマホの設定》
iPhone・Androidでは、スマホの設定で「通知不可能」からの着信を拒否できます。
ここでは、「通知不可能」を着信拒否する設定する方法をiPhone・Android別にご紹介します。
【iPhone】おやすみモードを設定する
iPhoneには、「通知不可能」からの着信を拒否する機能は実装されていません。
しかし、「おやすみモード」をオンにすることで「通知不可能」を着信拒否できます。
「おやすみモード」では、連絡先に登録されている電話番号からの着信のみ許可するように設定できます。
連絡先に登録されている電話番号からの着信のみ受け付けるようにするには、以下のように設定します。
「設定」アプリを起動したら、「集中モード」をタップします。
「おやすみモード」をタップしましょう。
「通知を許可」の「連絡先」をタップして下さい。
「着信」をタップします。
「すべての連絡先」をタップしましょう。
これで設定完了です。
ただ、「おやすみモード」を設定すると、アプリからの通知もオフになってしまいます。
常時オンにしているとLINEやメールなど大事な連絡を見逃してしまう可能性もあるので、「App」から必要なアプリの通知を受け取れるように設定しておく必要があります。