サプライズクリエイター・ナナミさんにインタビュー!SNSを始めたきっかけ、投稿作成の裏側、過去、今後について…色々聞いてみた♡
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女の子を出した投稿で再生回数700万回超
--- 今までの投稿で1番バズった投稿は何ですか?
ナナミ:なんだろな…犬のオムツ…?(笑)
--- (笑)ナナミさんが投稿したものの中では何ですか?
ナナミ:「生理来た事をデート中の彼氏に伝えてみたら…」っていう動画なんですけど、女の子を出したんですよね。僕のそれまでの投稿では、カメラを彼女にしてシチュエーションを作って、視聴者が彼女気分になれるような動画をずっと投稿してたんです。でも、この投稿は初めて女の子の声をつけてみたんです。これが出た時は話題になってすごい数字が伸びましたね。その投稿はもう700万回再生とかいってますね。
@bigbang0773 デート中に生理来ちゃった時の彼氏の神対応#カップル #ナナミ #胸キュンサプライズ ♬ オリジナル楽曲 – ナナミ
--- すごいですね!!この投稿が伸びた要因は女の子の声だったんですね。
ナナミ:多分そうだと思います!みんな「誰?」ってなったんだと思います。
--- ファンの方からのコメントたくさん来ましたか?
ナナミ:来ましたね!5000件とかになってました。これで初めて「俺ってそんなんなんだ(笑)」って思いましたね。
--- このネタはどうやって思いついたんですか?
ナナミ:これを少し前に、ほかの人の投稿で「彼女と彼氏のやりとり」みたいなのがバズってたんですよね。なので、それを自分の動画に落とし込めたら僕も数字伸びそうだなって思って、自分に取り入れましたね。
--- 当時、バズっている時に再生数やいいね数が伸びていくのを確認してましたか?
ナナミ:してました!
--- 伸びていくの見ながら、嬉しかったですか?
ナナミ:動画一本一本に対する喜びってのはあんまりないかな…?でも反応が早かったのはすごい嬉しくて、「やっぱ俺ってすげえな」って思いました。
--- ナナミさんの投稿って、100万回再生を超えてるものも多いですよね?
ナナミ:多いですね!
@bigbang0773 あと1センチのキス#ナナミ #胸キュンサプライズ ♬ オリジナル楽曲 – ナナミ
--- ナナミさんの感覚として、これバズりそうだなとかってあるんですか?
ナナミ:もちろんです!
--- やっぱりあるんですね!!
ナナミ:動画を一回見ただけで、これ来るな、これ来ないなってのは自分で分かります。
--- それってどんなところが違うんですか?
ナナミ:感覚です!詳しく言うと、尺とか動画の入りとか、オチまでの良い加減でのぐだぐだ感だったりとか…そういうのを見ただけで分かりますね。僕の動画だけじゃなくて他の人の動画見ても、これバズるな、バズらないなってのは分かります。
--- それはやはり、3年も続けてきたからこそ分かることなんですかね?
ナナミ:そうですね!
投稿作成の裏側
--- 次に、投稿作成について深掘りしていきたいんですけど、まずネタはどうやって作っているんですか?
ナナミ:「作ろっ!」っていうノリですね(笑)メモ帳にどういうシチュエーションだったら女の子がキュンキュンするかな、どういう言葉言われたら嬉しいかなって考えて、書き込んでいってます。
@bigbang0773 濡れてるロングが1番好き#ナナミ #胸キュンサプライズ ♬ オリジナル楽曲 – ナナミ
--- ネタ帳があるんですね!
ナナミ:そうです!
--- ネタ切れとかはしませんか?
ナナミ:言葉は無限に出てきます!
--- え!すごい!(笑)
ナナミ:胸キュン語録みたいな。(笑)これが僕の1番の強みだと思います。でも、もちろんムラがありますよ。今は毎日投稿はしたくないので考えても出てこなかったりしますけど、バーッてきた時は無限に言葉が出てきますね。ネタに関して困ることはないと思います。
--- ネタ作りにおいて何か意識していることはありますか?
ナナミ:ムードです!雰囲気をすごく大切にしてますね。照明の位置を変えるだけで雰囲気が全然変わるんですよ。それと、1人で考えることです!絶対1人じゃないと思いつかないんですよね。部屋に閉じこもってネタ作ってます。
@bigbang0773 また疲れちゃう#ナナミ #胸キュン ♬ オリジナル楽曲 – ナナミ
--- なるほど!今までいろんな方をインタビューしたのですが、友達の会話や日常の中でネタを探すって方が多かったのでビックリです!ナナミさんはネタ作りに完全に集中するタイプなんですね!
ナナミ:そうですね!
--- 撮影にはどれくらい時間がかかりますか?
ナナミ:長い時は1本に2〜3時間かかりますね。
--- 何回も撮り直しをするってことですか?
ナナミ:そうです!30秒でもそれくらいかかっちゃいますね。
--- 溜め撮りはしますか?
ナナミ:しないですね!今まで溜め撮りを一度もしたことがなくて、その日の僕を投稿してます!
--- 投稿作成において、他にこだわっていることはありますか?
ナナミ:キャラです!ナナミっていうキャラはずらさないようにしてます。いきなり俺が違うことを始めてもおかしいと思いますし。「胸キュン王子」を貫いてますね。
ナナミさんが3年間発信活動を続けてきて楽しかったこと・辛かったこと
--- ナナミさんが今まで発信活動を続けてきて、楽しいなと思ったことは何ですか?
ナナミ:自分の思いが形になったことです!僕はサプライズクリエイターが原点だったから、それに近い仕事が入ってきたりして、夢を現実化できた時はやって良かったなって思いますね。
--- 逆に辛いなって思ったことはありますか?
ナナミ:それは…初心がブレた時ですね。最初はサプライズを広めたい思いで始めたのに、途中からインフルエンサーとして数字に執着するようになっちゃったりして。思いと数字を上手くかけたいのに、自分の中で数字が大きくなってしまった時は辛かったですね。もう何したら良いか分からなくなっちゃったし、自分は何のために生きてるのか分からなくなっちゃったし。躁鬱状態になってしまって、何事にも喜びを感じられない人間になっちゃったんですよね。
--- そういう時は、どうやって立ち直るんですか?
ナナミ:休むのがいいと思います。去年もそういう時期があったんですけど、その時は「31Reborn again プロジェクト」っていうのをYouTubeで発信しながら、初心を探していきました。
インスタ・YouTube・Twitterでの発信活動について
--- TikTok以外の他の媒体についてもお伺いしたいんですが、ナナミさんは現在、インスタ・YouTube・Twitterでも発信活動をしてますよね!どうやって使い分けているんですか?
ナナミ:インスタは本垢とサプ垢があるんですけど、サブ垢はTikTokと同じで「人の目に留まる投稿をする」ってのを大切にしながら運営してて、本垢はそこにプラスしてパーソナルを見せるようにしています。TikTokとサブ垢には自分のインスタの本垢を載せているのですが、それは、注意を寄せたところから自分の本垢を見てもらった時に、「あ!ナナミくんってこんな人間なんだ!」ってのを知ってもらおうと思ってそうしてるんです。YouTubeは本垢と同じで人柄を見せていて、Twitterはファン向けですね。自分のファンに対しての発信をメインにやってます。
--- なるほど。色んな媒体を利用して、ナナミさんの色んな側面を発信しているんですてね!その中でも特に力を入れてる媒体はありますか?
ナナミ:全部に力を入れてますね。僕はSNSをする時に「魂を込める」ってのをめっちゃ大事にしてるんです。Twitterのつぶやきもインスタのストーリーもみんなポンってのせると思うんですけど、僕は1つ1つに対してめっちゃ見直すんですよ。それぞれにこだわりを持ってるから、全部本気なんです。
--- あ!そういえば、ナナミさんのインスタのフィード投稿で、キャプション欄がびっしり書き込まれててビックリしました!
ナナミ:そうです。そういうのも、1つ1つに魂を込めてますね。
ナナミさん自身について
1人で生きた幼少期・学生時代
--- 次はSNSではなく、ナナミさん自身について深掘りしていきたいと思います。まず幼少期からお伺いしたいんですが、幼少期はどんな子供でしたか?
ナナミ:幼少期は…えぇ…閉じこもってましたね。「自分は1人」ってマインドで生きてました。
--- そうだったんですね。
ナナミ:なんかすいません!「サッカーしてましたー!」「バスケしてましたー!」って言えたらいいんですけど(笑)僕の幼少期は家庭環境がめっちゃ複雑だから、けっこう壮絶で。
--- そうだったんですね。
ナナミ:僕は、お父さんとお母さんがダブル不倫した間に生まれた子供だったんですよ。だから隠し子みたいなポジションで。家族と一緒に過ごす時間が人より少なかったから、自分1人で生きていくしかなかったんですよね。小さい頃から「自分は1人」って感覚がすごく強かったです。1人だったから、四字熟語を書いたり、世界の国の名前を書いたりするのが好きでした。あとナンプレを小さい時からやってましたね。
@bigbang0773 女の子にカッコ付け始めてから変わりました#ナナミ #胸キュンサプライズ ♬ The Strumbellas – Spirits – .
--- 今の性格とは真逆で内気な性格だったんですか?
ナナミ:いや、そんなことはないですね。友達もいて社交的ではあるんですけど、何かをやる時は1人でした。今思うと、小さい頃から社交的で八方美人だったんだと思います。誰からも好かれるような人でありつつ、何かをやるとなると1人が好きでした。
--- それじゃあ、学生時代はどんな感じでしたか?
ナナミ:学生時代もあんまり変わってないですね。幼少期から変わらずに「1人で生きてきた」って気持ちが強くて。趣味とか頑張ってきたことがないんですよね。他の人の場合だと、例えば部活頑張ってた、勉強頑張ってたとかって色々あると思うんですけど、僕の場合はそれが本当になくって。ただ、生きるのに必死でしたね。すっごく悲しい話になるんですけど中2から一人暮らししてたんで、生きるのに必死。明日を生きるために、今日どう生きようかって感じで生きてましたね。
--- 色々あったんですね。
ナナミ:いやー、こういうの聞かれた時に「お母さんと〇〇したり〜」とかってハッピーなこと話せたら良かったんですけど、ダークな話しか話せない…。
--- いえいえ、そういう苦労があったからこそ、今のナナミさんが輝いているんだと思いました。
ナナミ:ありがとうございます。そうですね!
--- 性格は、学生時代も社交的でしたか?
ナナミ:まぁ、正直にいうと、そうせざるを得なかったみたいなところはありますね。今は人を大切にしなきゃいけないって分かったんですけど、当時は1人で生きていけないって思いがあったから、悪どく、人を利用するって感覚だったんですよ。人を利用して、自分の存在意義を見つけるみたいな。だから八方美人でしたけど、人と深く関わることを知らなかったです。広く浅く、人間関係を築いてましたね。
--- どうやって考えが変わっていったんですか?
ナナミ:歳を重ねながら、出会う人が変わっていったのが大きかったですね。出会った人たちがそういう人間だったから、自分もそういう人間であろうって思ったりとか。