【iPhone】ハッキングされたときの対処法

iPhoneをハッキングされた可能性が高い場合は、早急に以下の方法で対処してください。

それぞれの対処法を詳しく見ていきましょう。

各種アカウントのID・パスワードの変更

まずは、Apple ID・SNS・金融機関・通販サイトなどの各種サービスのID・パスワードを全て変更しましょう。

不正アクセスされる前に変更すれば、流出したIDやパスワードではログインできなくなるため、アカウントの乗っ取りやクレジットカードの不正使用を防ぐことができます。

2ファクタ認証の設定を行う

Apple IDで2ファクタ認証の設定がまだ済んでいない場合は、早急に設定しましょう。

2ファクタ認証がオフの状態だと、Apple IDとパスワードだけでサインインできてしまいます。

ハッキングされたことでApple ID・パスワードが流出してしまった場合、簡単にアカウントを乗っ取られてしまいます。

しかし、2ファクタ認証をオンにしておけば、Apple IDとパスワードに加えて6桁の確認コードの入力も必要になります。

確認コードは本人のデバイスからでないと確認できないので、2ファクタ認証をオンにしておけば、万が一Apple IDとパスワードを盗まれたとしても安心です。

^{出典:Appleサポート}

これで、設定完了です。

不審なアプリの確認・削除

iPhoneのホーム画面やアプリ一覧から、インストールした覚えのない不審なアプリがないか確認しましょう。

もし、不審なアプリがインストールされていた場合は早急に削除してください。

サブスクリプションの解約・返金依頼を行う

警告文に騙されて不正アプリをインストールしてしまい、アプリ内でサブスクリプション（月額課金）に加入してしまった場合は、まずサブスクリプションの解約手続きを行ってください。

^{出典:Appleサポート}

これで、解約完了です。

次に、Appleサポートへ返金依頼を申請してください。

「リクエストが送信されました。更新までに最大48時間かかります。」と表示されたら申請完了です。

進捗状況は「リクエストの状況を確認する」から確認できます。

iPhoneの初期化

マルウェアに感染した・第三者に遠隔操作されている可能性が高い場合は、iPhoneを初期化しましょう。

初期化して工場出荷時の状態へ戻すことで、マルウェアや不正にインストールされたアプリをまとめて削除できます。

注意点としては、iPhoneの動作がおかしくなったあとにバックアップをとらないことです。

バックアップから復元する場合は、iPhoneの動作がおかしくなる前にとったバックアップから復元してください。

それがない場合はバックアップから復元せずにiPhoneを初期化するしかありません。

^{出典:Appleサポート}