スマホでWi-Fiを共有する方法は?PC・タブレットへのやり方も紹介
Contents[OPEN]
- 1スマホでWi-Fiを共有する方法はある?
- 2【iPhone】スマホへWi-Fiを共有する方法
- 3【Android】スマホへWi-Fiを共有する方法
- 4スマホからPC・タブレットへWi-Fiを共有する方法
- 5PC・タブレットからスマホへWi-Fiを共有する方法
- 6スマホを使ってWi-Fiを共有するときの注意点
- 7スマホでWi-Fiを共有できないときの対処法
- 7.1共有する端末がインターネットに接続されているか確認する
- 7.2パスワードが正しいか確認する
- 7.3スマホでテザリング機能が使えるか確認する
- 7.4テザリングの設定をオンにする
- 7.5端末を再起動する
- 8スマホでWi-Fiを共有する方法を覚えておくと便利!
PC・タブレットからスマホへWi-Fiを共有する方法
ここからは、PC・タブレットのWi-Fiをスマホと共有する方法について解説していきます。
MacからスマホへWi-Fiを共有する方法
Macで接続済みのWi-Fiをスマホと共有する場合、iPhoneとAndroidで共有方法がそれぞれ異なります。
iPhoneと共有する場合
Mac・iPhone間で共有する場合は、iPhone同士で共有するときと同じ方法で接続済みのWi-Fiのパスワードを共有できます。
パスワードを確認・入力しなくても、両方の端末を近付けるだけでWi-Fiに接続できます。
ただし、この方法で共有するには以下の条件を全て満たす必要があります。
- macOS 10.13.1以降にアップデートされていること
- お互いの端末で相手のApple ID(メールアドレス)が連絡先に登録されていること
Wi-Fiパスワードを共有する手順は以下の通りです。
- Macで共有するWi-Fiに接続しておく。
- Mac・iPhoneの両方でBluetoothの設定をオンにしておく。
- iPhoneで「設定」→「Wi-Fi」をタップしたら、接続先のWi-Fiを選択。
- Wi-Fiのパスワード入力画面が表示されたら一旦待機。
- Mac・iPhoneを近付ける。
- Macに「”〇〇(Wi-Fiのネットワーク名)”のWi-Fiパスワードを〇〇さん(相手の名前)と共有しますか?」と表示されるので、「共有」をクリック。
参照:Appleサポート
これで接続完了です。
Androidと共有する場合
Mac・Android間で共有する場合は、Macで「インターネット共有」の設定をオンにしてWi-Fiルーター化することで、接続済みのWi-Fiをスマホと共有できます。
- 画面右上のアップルメニューをクリック。
- 「システム設定」をクリック。
- 設定画面が表示されたら、「一般」をクリック。
- 「共有」をクリック。
- 「インターネット共有」の右横にある「i」をクリック。
- 「共有する接続経路」で共有するネットワークを選択。
- 「相手のコンピュータでのポート」で「Wi-Fi」を選択(例えば、Macを有線接続している場合は「Ethernet」を選択)。
- 「Wi-Fiオプション」をクリック。
- 「セキュリティ」を「WPA2パーソナル」に変更。
- Wi-Fiパスワードを設定したら、「OK」をクリック。
- 設定が完了したら、「インターネット共有」にチェックを入れて設定をオン。
- インターネット共有機能を開始してもよろしいですか?」と表示されたら、「開始」をクリック。
参照:Appleサポート
これでMac側の設定は完了です。
次に、Wi-Fiに接続する側のスマホでWi-Fiの設定を開きましょう。
利用可能なネットワークの一覧にMacのネットワーク名が表示されるので、それを選択して下さい。
パスワードの入力画面が表示されたら、Macで設定したパスワードを入力して「接続」をクリックすれば接続完了です。
WindowsからスマホへWi-Fiを共有する方法
Windowsで接続済みのWi-Fiをスマホと共有する場合は、まずWindowsでインターネット接続を共有するために必要な設定を行います。
Windowsの画面左下のスタートボタンをクリックします。
歯車アイコンをクリックしましょう。
設定画面が表示されたら、「ネットワークとインターネット」をクリックして下さい。
「アダプターのオプションを変更する」をクリックします。
「Wi-Fi」を右クリックしたら、「プロパティ」をクリック。
「共有」のタブをクリック。
「ネットワークのほかのユーザーに、このコンピューターのインターネット接続をとおしての接続を許可する」にチェックを入れたら、「OK」をクリック。
「ネットワークとインターネット」の設定に戻ったら、「モバイルホットスポット」をクリック。
「インターネット接続を他のデバイスと共有します」の設定をオン。
これでWindows側の設定は完了です。
次に、Wi-Fiに接続する側のスマホでWi-Fiの設定を開きましょう。
利用可能なネットワークの一覧にWindowsのネットワーク名が表示されるので、それを選択して下さい。
パスワードの入力画面が表示されたら、Windowsで設定されている「ネットワークパスワード」を入力して「接続」をクリックします。
「接続されているデバイス」の一覧にスマホの名前が表示されたら接続完了です。
タブレットからスマホへWi-Fiを共有する方法
タブレットに接続済みのWi-Fiをスマホと共有する場合、タブレットがiPadであれば、iPhoneと同じ方法でWi-Fiをスマホと共有できます。
- iPhoneと共有する場合:iPadとiPhoneを近付けてWi-Fiパスワードを共有する
- Androidと共有する場合:iPadでテザリングの設定をオンにした後、AndroidでiPadのWi-Fiに接続
タブレットがAndroidであれば、Androidのスマホと同じ方法でWi-Fiをスマホと共有できます。
- タブレットでテザリングの設定をオンにした後、スマホでタブレットのWi-Fiに接続する方法
- Wi-FiパスワードをQRコード経由で共有する方法(Android 10以降のタブレットのみ可)
スマホを使ってWi-Fiを共有するときの注意点
スマホを使ってWi-Fiを共有する際には、以下の2つの点に注意が必要です。
- テザリング時はスマホのデータ容量を消費する
- 親機のスマホはバッテリー消耗が激しくなる
では、それぞれ詳しく見ていきましょう。
テザリング時はデータ容量を消費する
テザリング時は親機として使うスマホのデータ容量を消費するため、使い過ぎには注意が必要です。
テザリング機能を使えば、スマホのモバイル回線をWi-Fiで接続した他のデバイスと共有できますが、モバイル回線でインターネットを利用するとデータ容量を消費してしまいます。
一ヶ月に使えるデータ容量に上限があるプランの場合、上限を超えると通信制限にかかり、通信速度が大幅に低下してしまいます。