親機の端末はバッテリー消耗が激しくなる

テザリング機能を使ってWi-Fiを共有すると、親機として使う端末のバッテリー消耗が通常よりも激しくなります。

テザリング機能を使えば外出先でもWi-Fiを共有できるので便利ですが、長時間使用すると親機のバッテリーを使い果たして操作できなくなってしまう恐れがあります。

外出先で自由にコンセントが使える場所は限られているので、外出先で共有する場合はなるべくモバイルバッテリーを持ち歩くようにしましょう。

スマホでWi-Fiを共有できないときの対処法

スマホを使って他の端末とWi-Fiを共有できない場合は、以下の対処法をひと通り試してみて下さい。

では、それぞれ詳しく見ていきましょう。

共有する端末がインターネットに接続されているか確認する

スマホと他の端末間でWi-Fiを共有するには、パスワードを共有する側の端末がインターネットに接続されていなければなりません。

以下の方法でWi-Fiパスワードを共有する場合は、共有する側の端末でパスワードを共有したいWi-Fiにあらかじめ接続しておく必要があります。

テザリング機能を使って共有する場合は、共有する側の端末でモバイルデータ通信の設定をオンにしておく必要があります。

パスワードが正しいか確認する

接続する側の端末でWi-Fiに接続できない場合は、接続時に入力したパスワードが正しいかどうかよく確認してみましょう。

当然のことですが、Wi-Fiパスワードが間違って入力されているとWi-Fiに接続することはできません。

スマホでテザリング機能が使えるか確認する

テザリング機能を使ってWi-Fiを共有するには、親機として使うスマホでテザリング機能が使えるプラン・オプションに加入する必要があります。

NTTドコモやMVNO（格安スマホ）のほとんどはオプションへ加入しなくても追加料金なしでテザリング機能が使えますが、au・ソフトバンクでは有料のテザリングオプションへの加入が必要になる場合があります。

テザリングの設定をオンにする

親機として使うスマホでテザリングの設定がオンになっていないと、スマホのモバイル回線をWi-Fi経由で共有することができません。

テザリングが使えるプラン・オプションに加入しているのに、接続可能なWi-Fiの一覧にスマホの名前が表示されない場合は、テザリングの設定がオンになっているか一度確認してみましょう。