滝沢カレンのインスタって、SNS時代の新芸術なんじゃない?って思った話。【インシュタポエム】
どうも、ガリガリ君の外側だけ食べたいポッポです。
2018年の10月に、滝沢カレンさんのインスタが面白いよ! っていう内容の記事を書いたんですが、その時に滝沢カレンさんはインスタにポエムを添えている事を知ったんです。
これがちょっと衝撃的な綴られ方をしていて、それからすっかり滝沢カレンさんのファンになって、今では滝沢カレンさんのインスタをチェックする事が日課になっている程なんです。
色々調べていたら、2018年の春前にはテレビなどで即興ポエムを披露していて、注目されている事も知りました。
でも僕は思いました。
僕は滝沢カレンさんの”ポエム”じゃなくて”ポエム込みのインスタ”が好きなんだ!
アレはもう新しい芸術だ! とさえ思っています。
ということで新芸術的な滝沢カレンさんのインスタを全部見て思った事を書いたので、良かったら読んでいって下さい。
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滝沢カレンさんの「インシュタポエム」の歴史を追ってみました。【インスタ】
インシュタポエムって何? という疑問があると思いますが、これは「インスタグラムのハッシュタグポエム」の略です。
最初は勝手に「インスタポエム」って呼んでいたんですが、ハッシュタグでポエムを書いているし、文字面も語呂も「インシュタ」のほうが良いと思って、勝手に「インシュタポエム」なんて呼んでいます。
言いたくなりませんか? インシュタ。
これが「ツイッターのハッシュタグ」だったらツイシュタになるわけですが、ツイッターならツイスタの方がカッコいいのでツイシュタとは言いません。スタってなんだって話になりますけど。
前置きはここまでとして、僕が「SNS時代の新芸術だ」とおもった根拠を、滝沢カレンさんのインスタの歴史と共に紹介していきます。
【滝沢カレン】インスタ最初の投稿【インシュタポエム】
まず滝沢カレンさんインスタアカウントがコチラになります。
執筆現在、滝沢カレンさんは518件をインスタに投稿しています。
そして滝沢カレンさんがインスタを始めたのはコチラの投稿になります。
2016年6月16日の投稿となっています。
まだこの時はインシュタポエムは書いてないんですね。
それで僕は、この最初のインスタから、最新のインスタまでを全て見てみることにしました。すると、色々おもしろい変化がありました。
【滝沢カレン】インシュタポエムの前に俳句を書いていた!!
そうなんです。滝沢カレンさんはインスタで俳句を読んでいました。
ハッシュタグ「#カレンの一句」というのがありまして、二句ほど読んでいます。
最初の句がコチラ
夏ちらり
見えてはひっこむ
おにごっこ
ん~、俳句はよく分からないですが、(なんか…っぽいな!)と思わせる一句ですね。
これが2016年6月22日の投稿、つまり滝沢カレンさんがインスタを初めて6日後だということが結構衝撃でした。
そして2つ目の俳句がコチラです。
見てあげて
横向きゃ誰かが
しゃべってる
これが2016年11月30日です。ちなみにこの時は既に滝沢カレンさんのインスタの代名詞でもある「長文キャプション」が定着しています。この投稿のキャプションにもタップリと文章が詰まっているので、俳句部分だけを抜き出させていただきました。
そしてこの1ヶ月後、待ちに待ったインシュタポエムが来ます!
これが(多分)滝沢カレンさんの最初のインシュタポエムだ!
#2016年おつかれさまでした
#数字はなぜ増えていくのか
#謎は生きてる分だけ増えるばかり
#答えなんて知ってしまったらつまらないじゃないか
これが2016年の大晦日、12月31日の投稿です。
恐らく、コレが初めてのインシュタポエムだと思います。
なぜ全て読んでいるのに「多分」だの「恐らく」だの保険かけてんだ?
と思っている方もいるでしょう。理由は単純です。
#メリークリスマスイブ
#いかなる時も奇跡を信じて
実は2016年のクリスマスイブ、12月24日の投稿から、この様にハッシュタグを本来の役割ではない使い方をし始めたのです。
この投稿を含めて4つ、大晦日までに投稿していますが、いずれもハッシュタグを本来の使い方じゃない方法で活用していますが、ポエムというか格言的な使い方でした。
ということで、僕は滝沢カレンさんのインシュタポエムの始まりを2016年の大晦日の投稿という事にしました。
ちなみに、2017年に入ってからはインシュタポエムが合ったり無かったりでした。定着し始めたのは2017年2月に入ってからです。
その定着し始めの投稿で僕が特に気になったのがコチラです。
田舎のヤンキーかよ!)って思いました。#有吉ジャポン
#知らない世界だらけのこの地球
#一生ではなく何回も生があったら
#誰しもこんなに努力はしないのだろう
#一生だからこそ人がまぶいと思うほど輝きたい
でも文脈を読めば「眩い(まばゆい)」と言いたいのだと分かるハズです。眩いは近世語では「まぶい」と読まれていました。
僕の曲解である可能性は大いにありますが、でもやっぱり田舎のヤンキーが使うカッコいい的な意味合いの「マブい」だとは思えないんですよね。本来の眩いで使っているんだと、僕は思っています。
【滝沢カレン】SNS時代の新・総合芸術だ!【インシュタポエム】
そんなこんなで、滝沢カレンさんのインスタ投稿を1つずつ、長いキャプションも含めて全部読んでいきました。
滝沢カレンさんはモデルであり、テレビタレントですので、番組の宣伝などもインスタを使って行っていますが、そういうの関係無しに日常を綴っている投稿も沢山あります。
例えばコチラ!
今回はキャプション込で滝沢カレンさんのインスタを埋め込ませていただきました。なんていうか、これって「随筆」じゃないですか? 「エッセイ」って言ったほうがカッコいいか?
インスタグラムって写真や動画を投稿するSNSですよね? 主役は写真や動画ですよね?
そこに、「エッセイ」と「ポエム」が混在している。
これはもう文学・芸術の域じゃないですか?
だって投稿されている写真だって人気モデルの写真で、そのモデルが「エッセイ」と「ポエム」を投稿しているんですよ?
これこそSNS時代の総合芸術の1つだと、僕は思ったんです。
美しい写真・独特な文字遣いと絵文字。インスタで出来る表現を全部使って、「滝沢カレン」という世界観を表現している。
これを芸術と言わずしてどうするんだ!!
って僕は思いますね。
滝沢カレンさんの芸術的インスタ
他にも僕がすごい! と思った投稿をいくつかピックアップしてみました。
この投稿の以前に「秋はお姉さんみたい」という主旨の投稿をしているんですが、それを踏まえてのこの投稿。綺麗なヒマワリ畑の写真と、キャプションの内容、そしてインシュタポエムが秀逸だと思いました。
続いてはコチラ!
滝沢カレンさんの誕生日は5月13日。上のインスタは2017年5月12日の投稿です。これの何が良いかと言うと、
インシュタポエムの最後、
「#私より産んでくれた母親を祝う日でありたい」
この言葉が凄いグッと来ました。
普通の感覚なら「生んでくれた母親に感謝する日」とかだと思います。それを滝沢カレンさんは「祝う日」と表現したんです。マジかよ…って思いました。
ただただ表現力に感動させられました。
まだまだあります!
これは2018年の4月13日の投稿ですが、まず滝沢カレンさんインスタに映えすぎ!
そして注目して欲しいのはキャプションのココ!
そしてスケスケビニールバッグは今年の春の流行なんですよ??? あの小学生時代の夏にあれほど無邪気に使い、冬になると陰ながら硬くパリパリになるあのプールバッグを思い出しますが…時代は本当に周り戻って来るんですね?❣️
懐かしいぃ~~!
僕はたしか、青の透明なビニールバッグ使っていました。こういうノスタルジーを陽気に綴ってくるキャプションが凄い好きなんですよね。
そしてインシュタポエム!
#時代に乗るも乗らないも自分の好き好きだ
#乗ってる自分がなんだか好きだ
#歯向かえない自分の緩みを今日も感じる
#時代が激しく変わりゆくと思いきや
#案外過去を気にしながら進む未来
#思っていたより未来は知っている過去だったりするもんだ
「時代」というキーワードが散りばめられ、最後に「#思っていたより未来は知っている過去だったりするもんだ」って、こんなん書けるの本物の天才じゃねーかよ!って思うくらいこのインシュタポエムが凄い好きです。
あとコチラも好きです。
ファッションが好きなんだなぁ、って伝わってきますよね。
「#これでコケても自己責任さ」とかなんかハードボイルドなカッコよさのある響きが素敵です。
そしてこれ
この投稿のインシュタポエムの後半、
#目を奪う景色には
#いつもそれなりの歴史があって
#私はその歴史よりその景色の
#続きが気になるんだ
こっちはジュブナイル的でワクワクしました。
もう完全に文学・芸術と言っていいと思うんですよ。もうインスタグラムは芸術なんですよ!