「LINE Out」・「LINE Out free」とは?料金や使い方を一挙解説!
LINEの無料通話機能を一度は利用したことがある人は多いと思います。
もうひとつ、「LINE Out」という無料通話とは別の通話機能があるのは知っていますか?
「LINE Outを使ってみたいけれど、使い方が分からない…」「無料通話とLINE Outはどう違うの?」と疑問を感じている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、「LINE Out」の料金や使い方、無料通話との違いについて解説していきます。
※LINE Outは2023年5月31日をもってサービス終了することが発表されています。「コールクレジット」「30日プラン」の販売は同年3月31日の17時までとなり、利用可能期間は「コールクレジット」が5月31日まで、「30日プラン」は購入から30日間となっております。
Contents[OPEN]
- 1LINE Outとは?
- 1.1無料通話と「LINE Out」の違いは?
- 1.2LINE Outの料金は?
- 1.3LINE Out freeとは?
- 1.4格安スマホ・データ通信専用のSIMでも使える?
- 1.5「LINE Out」で海外に電話は掛けられる?
- 2LINE Outを使う準備
- 3LINE Outの使い方
- 4LINE Outを受信したときの相手への通知
- 4.1LINE Outからかけても相手は「電話」アプリで受信
- 4.2「非通知」「通知不可能」と表示されることも?
- 4.3「+81」が先頭について表示される?
- 4.4LINE Outで通話中に着信があったら?
- 5LINE Outを活用して通話料を賢く節約しよう!
LINE Outとは?
LINEには、無料通話機能の他に「LINE Out」という通話機能が用意されています。
では、無料通話とLINE Outにはどのような違いがあるのでしょうか?
また、LINE Outの料金や使い方も後ほど紹介していくので、ぜひ参考にしてみて下さい。
無料通話と「LINE Out」の違いは?
では、無料通話と「LINE Out」の違いを詳しくチェックしていきましょう。
LINEの無料通話
LINEで無料通話をする場合、LINEのアカウントを持っていればお互いに無料で通話ができる便利なサービスではありますが、相手がLINEで友だちに追加しているユーザーでないと通話はできません。
また、LINEの無料通話はネット回線を使用しているため、安定したネット環境下でないと通話が突然途切れてしまう可能性があります。
また、音質も普通の電話と比べて劣るというデメリットがあります。
ですが、LINEの友だちに追加していれば、相手の電話番号を知らなくても通話できるのが嬉しいポイントですね。
LINE Out
この機能は、事前に通話用のクレジットを購入することで通話できるIP電話機能です。
無料通話とは違って有料ではありますが、普通の電話と比べれば通話料金はとてもリーズナブルなのが最大のメリット。
LINEの無料通話との違いについてですが、無料通話の場合は相手がLINEで友だちに追加しているユーザーでないと通話できません。
しかし、LINE Outの場合は相手側がLINEユーザーでなくても通話ができます。
また、LINE Outはネット回線と電話回線の両方を使用しているので、無料通話と比べて音質が高く、また、ネットの接続が突然途切れても通話が終了しないというメリットがあります。
ただ、LINE Outの場合は相手の電話番号を知らないと通話はできないので注意してください。
- 利用料金が無料か有料かどうか
- 相手がLINEユーザーでなくても通話ができるかどうか
- 電話を掛ける時に相手の電話番号が必要かどうか
- ネット回線のみを使っているか、ネット回線と電話回線の両方を使っているかどうか
LINE Outの料金は?
LINEの無料通話ならお互いに無料で通話することが可能ですが、LINE Outで通話するためには有料プランを購入する必要があります。
LINE Outの有料プランは、
- コールクレジット
- 30日プラン
の2種類が用意されています。
では、2種類の有料プランについてそれぞれ詳しく解説していきます。
コールクレジット
このプランは、LINE Out専用のプリベイド式のクレジットのことで、「LINEアプリ」か「LINEウェブストア」で購入できます。
コールクレジットは、
- 120コールクレジット(120円)
- 360コールクレジット(370円)
- 600コールクレジット(610円)
- 1,200コールクレジット(1,220円)
- 3,600コールクレジット(3,680円)
- 6,000コールクレジット(6,100円)
出典:LINE Out
の6つのプランから選択できます。
ただ、LINEアプリの場合は240コールクレジット(240円)しか選択できません。
また、iOS版のLINEアプリで購入した場合は無期限ですが、Android版のLINEアプリとLINEウェブストアで購入した場合は180日間の使用期限が設けられているので注意して下さい。
コールクレジットを購入した場合の通話料金は、携帯電話に電話を掛けた場合は14円/1分、固定電話に電話を掛けた場合は3円/1分に設定されています。
30日プラン
このプランは30日間60分または120分の通話料分を事前にチャージでき、こちらも「LINEウェブストア」で購入できます。
固定電話の番号だけに電話がかけられる「固定プラン」と、固定電話と携帯電話の両方の番号に電話が掛けられる「固定・携帯プラン」の2つのプランが用意されており、プランによって通話料が異なります。
- 固定プラン:60分の通話料分で、料金は120円
- 固定・携帯プラン:60分の通話料分で料金は390円、120分の通話料分で料金は720円
出典:LINE Out
ちなみに、コールクレジットと比べると30日プランの方が1分あたりの通話料が安いので、たくさん通話をする人は30日プランへの加入をおすすめします。
LINE Out freeとは?
これは「フリー」と書いてあるように、「LINE Out」の無料版の機能です。
LINE Outは有料のサービスですが、「LINE Out free」なら15秒~30秒程度の広告を視聴することで、通話が5分間無料になります。
そのため、飲食店やホテルの予約を取りたい時や固定電話にちょっとした連絡を入れたい時に非常に便利な機能となっていますよ。
格安スマホ・データ通信専用のSIMでも使える?
最近では、毎月のスマホの料金を安く抑えるために格安スマホやデータ通信専用のSIMを契約している人も多いでしょう。
では、格安スマホやデータ通信専用のSIMでも利用することができるのでしょうか?
この通話機能は、無料通話とは違って電話回線も使用します。
そのため、音声通話が可能な格安スマホなら利用できますが、音声通話ができないデータ通信専用SIMでは利用することができません。