【覚えておくと便利♪】iPhone画面の色を反転させる簡単な方法
長時間スマホを見続けていると、目が疲れるだけでなく、視力の低下を引き起こします。
特に液晶画面から放出されるブルーライトに目を長時間さらすと、頭痛、目の焦点が合わなくなる、網膜の損傷などの問題が生じます。
SNSや仕事などのためにスマホを使う機会は多く、スマホを使わずに生活することはもはや不可能です。
だからこそ、スマホを利用していてもできるだけ身体への負担を減らしたいですよね。
そんなユーザーにおすすめなのが、iPhoneの反転機能です。
この機能を使うと何が反転するのでしょうか。
目に優しい機能なのでしょうか。
この記事で検証します。
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【iPhone】画面の色を反転するメリットは?
2016年9月13日にAppleがiPhoneとiPadの新しいiOSとしてリリースしたのがiOS10でした。
そしてiOS10のリリースと共に追加された新機能が反転機能でした。
何を反転させる機能でしょうか。
反転するのは画面の縦横でも、表裏でもありません。
反転するのは画面の色です。
これまで明るかったものが暗くなり、暗かったものが明るくなる、というディスプレイの反転を実現させたのが反転機能です。
アイデアとしてはとても斬新で面白いですが、画面の色を反転させることには、メリットがあるのでしょうか。
Appleが画面の色を反転させる機能を導入したことには理由がありました。
反転機能の主なメリットを紹介します。
目に優しいので疲れにくい
Appleが導入した画面の色を反転させる機能は、ユーザーの目にとても優しく、目の疲れを軽減してくれるというメリットがあります。
明るい画面はドライアイの原因の一つであると言われています。
スマホを長時間同じ距離で見ていると目のピントを合わせ続けなければならないため、眼球疲労を引き起こします。
スマホの画面が明るいとドライアイの原因になり、肩や首の凝りに繋がります。
しかし、画面の大半を占めていた明るい部分が暗くなれば、それだけ目の周りの筋肉の緊張が和らぎ、まばたきの回数も増え、疲れにくくなります。
バッテリーの消費を抑える
iPhoneの画面の色を反転させる機能には、別のメリットもあります。
バッテリーの消費を抑えるというメリットです。
しかし、暗い画面は明るい画面に比べ、バッテリーの消費は本当に少ないのでしょうか。
アメリカの雑誌「Wired」がiPhone4を使って行った研究結果によると、明るさ設定を最も低く設定した時のバッテリー駆動時間は6.5時間で、最も明るくしたときの駆動時間は3.5時間でした。
明るさを真ん中に設定すると、バッテリーの駆動時間は5時間になりました。
この研究結果が示しているように、ディスプレイの明るさはバッテリーの消費に大きな影響を与えます。
画面の色を反転させるiPhoneの機能はディスプレイの明るさをかなり抑えるので、バッテリーが長持ちします。
【iPhone】画面の色を反転する方法は?
iOS10の登場から現在の最新iOSまで、画面の色を反転させる機能はずっとiPhoneの機能の一部です。
ユーザーにとってこの機能は大きなメリットがあると、Apple社が判断したことは明らかです。
では、iPhoneでどのように画面の色を反転させられるのでしょうか。
色反転は2種類ある!違いは?
実は、iPhoneの画面の色を反転させる機能は2種類あります。
「反転スマート」と「反転クラシック」の2つです。
iOS10のリリースと共、史上初めて色の反転機能が導入されました。「反転クラシック」です。
その後2017年9月にiOS11がリリースされ、新しく生まれ変わった「色の反転」機能が追加されました。
それが「反転スマート」です。
この2つの反転機能には違いがあります。
反転スマートをONにすると、ディスプレイの色や明るさは変わりますが、写真やアプリなど、もともと明るさや色合いが暗いものはそのままの色合いを保持し、反転することはありません。