【LINE】「サービス向上のための情報利用」について!同意は大丈夫?
LINEをアップデートしたら、突然「サービス向上のための情報利用」という画面が表示されたことはありませんか?
「情報利用」と聞くと、「個人情報を悪用されてしまうんじゃないか?」と不安に感じてしまいますよね。なかには「同意して良いのか分からない」という人も少なくないはず。
そこでこの記事では、「サービス向上のための情報利用」とは一体何なのかを解説していきます。
同意することでLINEが把握できる情報や、必ず同意する必要があるのかについても触れていますので、ぜひチェックしてみてください!
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【LINE】「サービス向上のための情報利用」ってなに?
本題に入る前に、まずは「サービス向上のための情報利用」がどんなもので、いつ表示されるのかを見ていきましょう。
LINEのアップデート後に表示されるよ!
基本的に「サービス向上のための情報利用」は、LINEをアップデートしたあとにアプリを開くと表示されます。
- サービス向上のための情報利用と併せて「プライバシーポリシー変更」についての同意画面などが表示されることもあります。
- LINEの「プライバシーポリシー変更」は、同意しないと画面を進めることができないので注意しましょう。
「サービス向上のための情報利用」はどんな意味があるの?
「サービス向上のための情報利用」って何?と思われている方も多いですよね?
実は、この表示にはLINEからの「お願い」が込められています。
そもそもLINEは、ユーザーの意見などを取り入れながら日々改善しているサービスです。
ユーザーにとってより良いサービスを提供するには、実際に利用しているユーザーの情報が必要となります。
そのため「情報の一部を利用させて欲しい」と同意をお願いしているようです。
- LINEの「友だち」とのプライベートなメッセージや、送信した画像・動画はLINE側へ公開されないのでご安心ください。
【LINE】「サービス向上のための情報利用」で使われる情報について
サービス向上のために情報を提供しないといけないことは分かりましたが、一体どのような情報がLINEに提供されるのか知りたいですよね。
そこで次は、「サービス向上のための情報利用」に同意したら提供される情報について具体的にご紹介していきます!
使われる個人情報はこれ!
「サービス向上のための情報利用」に同意したら使われるユーザーの情報には、以下のものが含まれています。
- 友だちや公式アカウントとのトークの情報
- タイムライン(LINE VOOM)の情報
- LINEに搭載されている機能の利用について
- LINE経由でのアクセスに関する情報
それぞれ詳しく説明しましょう。
友だちや公式アカウントとのトークの情報
友だちや公式アカウントとのやり取りは「トークルーム」で行われるため、LINEはサービス向上のためにユーザーの「トークの情報」を使います。
先述した通り、メッセージ内容などのプライベートな個人情報は公開されないとなると、一体どのような情報が使われるのでしょうか?
以下にまとめたのでご覧ください。
- トークルームで使用したスタンプ・絵文字
- 通話中に使用したエフェクト・フィルター
- トークや通話をした相手・日時
- トークの既読情報
- 送受信されたデータのファイル形式
- トークルーム内にある機能の利用状況
- URLへのアクセス など
※トークルームでやり取りするメッセージ(テキスト)や画像・動画の内容、そして通話の内容をLINEが取得・利用することはありません。
「公式アカウント」とのトークルームで使われる情報は、以下になります。
- トークルームでやり取りした全てのメッセージ・スタンプ・絵文字(テキストと一緒に送信されたものも含む)
- 画像や動画の内容・データのファイル形式(撮影に使用したカメラの設定・撮影日時等)
- トークや通話、スタンプ送信などを行った相手・日時(取り消したものも含む)
- トークの既読情報
- トークルーム内にある投票などの機能の利用状況(利用時に入力した内容や利用した日時も含む)
- URLへのアクセス
- 位置情報 など
※LINEが「機微な情報を扱う可能性がある」と指定した公式アカウントのトーク情報は取得・利用されません。
ちなみに、公式サイトでは対象アカウントの例として、官公庁や自治体、宗教や政党、金融、病院などを挙げています。
タイムライン(LINE VOOM)の情報
次は、タイムラインから使われる情報についてです。以下をご覧ください。
- 投稿した内容・投稿された内容
- 投稿した日時・データのファイル形式・閲覧された時間や回数等
- 投稿された日時・データのファイル形式・閲覧された時間や回数等
- コメント欄に使用されたスタンプ(コメント欄) など
※公開範囲を「自分のみ」に設定して投稿した場合、自分が投稿した内容をLINEが取得・利用することはありません。
- LINEアプリのバージョンが「11.20.0以降」になると、「タイムライン」が「LINE VOOM」という動画プラットフォームとなります。
- iOS版の当該バージョンは近日公開される予定、Android版の当該バージョンも順次公開されていく予定とされています。
LINEのブラウザ・共有・保存などの利用について
以下のようなLINEの機能を利用した際に、情報が提供されます。
- トークルームでメッセージや画像、スタンプなどの送信を取り消す機能
- 受信した画像や動画などを保存する機能(アルバム)
- 受信したデータなどを保存する機能(Keep等)
- 位置情報を送信する機能 など
(新機能が追加された際は、新機能の利用状況も含まれる)
上記の機能を使った日時や保存したデータのファイル形式、そしてデータが閲覧された日時などを取得するようです。
保存したデータの内容などは取得されないのでご安心ください。
LINE経由でのアクセスに関する情報
LINEでURLを共有する方もいると思いますが、実はLINEを経由しアクセスした情報も、LINEへ提供されます。
具体的には、閲覧したURLやアクセス元となったのはどのトークルームであったかなどの情報です。
LINE経由ではなく、外部ブラウザ(Chromeなど)からをアクセスした場合には対象外となります。