【アフターストーリーはよ】幕末志士がプロデュースした乙女(?)ゲームが何故か心を抉ってくる……【キリザキ君は。】
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霧崎 美伊(きりざき みい)
よく校門前で兄である霧崎鋭を待っています。無愛想ですが、優しい女の子です。
「にーちゃん」って良いですよね?良いです。
服を泥だらけにしてネコを拾ってくるなど、仏頂面からは想像しがたいくらいアクティブに遊んでいます。
ネタがたくさん詰め込まれています!本編だけじゃなくミニゲームも面白い!!
「キリザキ君は。」をプレイしていると、かなりの量のミニゲームをプレイすることになります。
あれ?なんか見たことあるラスボス前だな……。ってものから、
すごくスタンダードなゲームまで。
結構難しいゲームが挟み込まれているし、演出としてかなり有効なものとなっています。
霧崎鋭に見つからないように尾行するミニゲーム
理不尽なミニゲームもありますが、霧崎鋭の残念な感じやモリ子のド天然感も伝わってくるので楽しいです!
でもミニゲームがなくても、純粋なシナリオだけでかなりグっと来ていました。詳しい事を書くと物語の核心に関わるネタバレをしてしまうので控えますが、霧崎兄妹とモリ子の心情の描写は超良かったです。
Twitterなんかでは「泣いた」という感想も多くあるくらいです。
これもう、是非プレイしてほしいです。
【核心に関わるネタバレあり】ストーリーが本当に良かった!心を抉られた!!
ガマンできないのでここに感想書きます。ネタバレ注意です。
初見でプレイした時、まずルートCをクリアしました。完全に偶然だったのですが、これがトゥルーエンドなんですね。クリア後、始めに思ったことは「なんでこんな切ない思いをさせられてるんだろう……」でした。こんな気持ちになるなんて思っても見なかったです。演出を含めたゲームとしても、物語単体でもすごく良かったです。
でも、ルートBを読んだら、ルートCに行く前にルートBを読んだ方がいいかなと思いました。
霧崎鋭に毒されたのか、モリ子が龍みたいな影を見るシーンとかめっちゃ面白かったです。
数量限定の激安うどんを食べたり、普段は栄養剤だけで済ませたり、そういった点もただのネタではなく伏線になっている所にグッときました。
美伊が黒いランドセルを背負っているのも、そういうことなんでしょう。
物語が進むにつれて、霧崎家が抱えている問題が浮かび上がってくるというか、そういう物語になるんだ!?という驚きがありました。
幕末志士がプロデュースしているゲームをプレイするのは初だし、ゲーム実況動画のイメージから完全なコメディなんだろうなと思っていたのでかなり衝撃でした。
トップメニュー画面が変わる演出には鳥肌が立ちました。
この「??????」が何を意味しているのかは分かりませんが、CLANNADがネタとして出てるし、トゥルーエンドがある以上、分岐でのハッピーエンドよりアフターストーリーが見たいです!
でも、霧崎鋭がどう思って生活していたのかってのが有力ですよね。はやく更新されないかな!!