【インスタにバリアフリー新機能】編集画面の「代替テキストを追加」をやさしく解説します
最近、instagram(インスタ)の編集画面に「代替テキストを追加」なる新メニューが出てきて「なんのことじゃ?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
これは、写真に何が写っているかを目が不自由な人に音声で伝えられる「自動代替テキスト」という新機能の一部なんです。
さっそく、画像をまじえてご説明していきます♪
代替テキストで目の不自由な人に写真の内容が伝わるように!
今回追加された「自動代替テキスト」は、AI(人工知能)が画像に写っているものを自動解析し、写真に説明文をつけてくれる機能です。
例えば、視力に障がいのある人が音声読み上げサービスを使ってインスタを開くと、フィードの写真、プロフィール画面や「発見(虫めがねマークのページ)」に表示されている写真に何が写っているかが耳でわかっちゃう、という素晴らしいものなんですよ。
編集画面にある「代替テキストを追加」とは?
さて、インスタに投稿した写真のキャプションやジオタグ(位置情報)など、後から書き換えたいものがある時に編集画面を開きますよね?
そこに最近出てきはじめたのが「代替テキストを追加」というメニューです。
この「代替テキストを追加」をタップすると、
編集を終えるには右上の「完了」をタップ
自分が投稿した写真の代替テキスト(説明文)を自由に書けます。AIが解析した内容より、もっと細かく説明したい時にぴったりの機能です。
例えばこの写真の場合、
友だちと東京シティ競馬にイルミネーションを見に行ったよ♡
キラキラなメリーゴーランドがかわいかった!
と代替テキスト欄に書くと、目が見えない人にも”誰がどこで何をしたのか” ”今どこでどんなことがおこなわれているのか?”などの情報が音声キャプションで伝わり、写真の内容はもとより、気持ちまで受け取ってもらうことが可能なのです。いくらAIが優れているとはいえ、そこに写っていない人や感情まではあぶり出せないですもんね。
これは、みんなが使いやすいインスタになるための第一歩
インスタのヘルプブログによると、世界に視覚障がいを持つ人は2億8500万人いて、「この新機能追加は誰もが利用できるインスタになるための、ほんの第一歩」だそうです。あ、インスタさん「ほんの」って言った。拍手。
今回の代替テキスト機能追加により、目が不自由な人も楽しめるSNSになったインスタは、着々とリアルな社会に近づいているように思います。
以上、同じAIサービスを先に取り入れた親会社のFacebookといい、企業のこういった取り組みには心から「いいね!」を押したい、Tomokoがお伝えしました。