iPhoneのマイク位置はどこ?1つだけじゃないマイクの役割とは
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iPhoneのマイクがうまく作動しないときの対処法
前章でご紹介したテストをして不具合が見つかった場合には、以下の4つの方法を試してみてください。
- マイクがふさがっていないか確認
- マイクを掃除する
- 最新のiOSにアップデートする
- 電源のオン・オフもしくは強制再起動
それでは1つずつ見ていきましょう。
マイクがふさがっていないか確認
通話や動画を撮るとき手でマイクをふさいでしまっていた場合や、ケースでマイクがふさがっている場合にも不具合のような症状が見受けられます。
iPhoneの画面割れを防ぐためにケースをしている人も多いのではないでしょうか。
ケースによっては、下部のマイクをふさいでしまっている場合があります。
充電口の周りが空いているケースであれば問題はありませんが、以下の画像のように充電口の周りもカバーできるタイプはマイクをふさいでしまっているかもしれません。
マイクがふさがっていると音がこもったり、聞こえづらかったりするので、ケースでふさがっていないかチェックしてみてください。
また、通話や動画撮影時に気付かないうちに下部マイクを手でふさいでしまわないように気をつけましょう。
マイクを掃除する
毎日使うiPhoneですが、気付かない間にホコリや汚れが付いて固まっている場合があります。
iPhoneのマイクは、細かい銀のメッシュ状のカバーで2重に保護されています。
マイクにホコリなどが溜まると、異音や雑音などの不具合の症状が出てしまうかもしれません
テストをして不具合が見られた場合には、マイクを綺麗にしてみましょう。用意をするものは以下の2つです。
- 歯ブラシ
- エアブラシもしくはブロワー
エアブラシやブロワーは100均に売っているもので十分使えます!
エアダスターのスプレータイプも、液体が入っていないタイプなら利用可能です。
歯ブラシでマイクの部分をこすると、汚れが取れてくるので、ダスターやブロワーなどでホコリを飛ばします。
溜まっていた汚れが取れてマイクが正常に戻るかもしれないので、綺麗にしてみましょう!
最新のiOSにアップデートする
普段iOSを最新のものにアップデートしていない人は、ソフトウェアを最新にすればマイクの不具合が改善されるかもしれません。
iOSは、iPhoneを動かすためのソフトウェアです。
アップデートは、機能の不具合を改善したり新しいサービスや機能を使えるようにするためのものです。
まれに、バックアップをするとデータが消えてしまう場合があります。データをiCloudやiTunesにバックアップしておきましょう。
Wi-Fiに接続し、【設定】をタッチして開きます。
真ん中あたりにある【一般】をタッチします。
上から2つ目の【ソフトウェア・アップデート】を選択します。
画面の真ん中の【ダウンロードとインストール】を選び【今すぐインストール】をタッチします。
4もしくは6ケタのパスコードを入力するとアップデートが始まります。
電源のON/OFF、強制再起動
一度電源をON/OFFにしたり、強制的に再起動をすると、マイクの調子が正常に戻る場合もあります。
電源の切り方
まずは、電源を切る操作をしましょう。
iPhone Xより前のホームボタンがある機種は電源ボタンを数秒の間押し続けます。
ホームボタンがないiPhoneは、電源ボタンと音量を調整するボタンのどちらかを一緒に数秒の間押し続けます。
「スライドで電波オフ」という表示が画面の上部に出るので、タイマーのようなマークを右にスライドして電源を切ります。
①で押したボタンをもう一度、数秒長押しするとりんごのマークが出てきて電源が入ります。
強制的に再起動をする
iPhone 8より前のホームボタンがある機種とiPhone 8と8plus、8以降のホームボタンがない機種でやり方がそれぞれ違うのでご紹介します。
《iPhone Xより前のホームボタンがある機種》
iPhone 6と6plus、SEの機種は、本体右側の【電源ボタン】と【ホームボタン】を同時に数秒間押し続けます。
iPhone 7と7plusの機種は、本体右側の【電源ボタン】と【音量を小さくするボタン】を同時に数秒長押しします。
Appleの【りんごのマーク】が表示されたらボタンを離すと強制的に再起動てきます。
《iPhone 8以降の機種の場合》
本体の左側にある【音量を上げる】ボタンを押してすぐ離します。
本体の左側にある【音量を下げる】ボタンを押してすぐに離します。
本体右側の【電源ボタン】を押し続けます。
Appleの【りんごのマーク】が表示されたらボタンを離します。
マイクの機能を理解して、不具合が起きたときにも慌てずに対処しよう!
iPhoneの3つのマイクについて、「なぜ3つなのか」「それぞれの役割」「不具合があったときの対処法」についてご紹介しました。
これらの3つのマイクがバランス良く機能してくれているおかげで、iPhoneを快適に使えています。
急に、雑音がしたり声が聞こえなくなったらどうしたらいいかわからず焦ってしまいますよね。
そんなときには、今回ご紹介した方法を試してみてください!
通話や動画撮影時の不具合は、「スピーカーの故障かな?」と思った場合でも、マイクに不具合が出ていることも多いです。
正常に動作しているかテストや対処法をしても改善されない場合には、AppleサポートやAppleストアに相談しましょう。