iTunesのバックアップパスワードを忘れた時の対処法!裏技も伝授
iPhoneやiPadに保存しているデータは、iTunesを使ってバックアップをとっておけますが、バックアップデータを復元する時にパスワードの入力が求められることがあります。
その場合、パスワードを正しく入力しないとバックアップデータを復元することができません。
では、iTunesのバックアップパスワードを忘れてしまった場合、一体どのように対処していけば良いのでしょうか。
そこで今回は、iTunesでバックアップパスワードを忘れた時の対処法や裏技をご紹介していきます。
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【iTunes】バックアップのパスワードとは?
iTunesのバックアップのパスワードとは、Appleデバイスとパソコンを接続してiTunesでバックアップをする際、バックアップデータの暗号化を有効にした時に設定するパスワードのことです。
Appleデバイスのデータは基本暗号化しなくてもバックアップができますが、それだとパスワードを入力しなくても復元ができてしまうため、第三者に勝手にバックアップデータを復元されて悪用されてしまう恐れもあります。
ですが、バックアップデータにパスワードをかけておけば、正しいパスワードを入力しないと復元できないため、第三者にバックアップデータを勝手に復元されることもないでしょう。
なお、以下の4つのデータはパスワードを設定して暗号化しないとバックアップできません。
- 保存したパスワード
- Wi-Fi設定
- Webサイトの履歴
- ヘルスケアデータ
【iTunes】バックアップのパスワードを忘れたら?
iTunesでバックアップデータを復元する作業は頻繁にやるものではないので、バックアップをとる時に設定したパスワードをうっかり忘れてしまうこともあるでしょう。
ですが、バックアップパスワードを忘れてしまうと、バックアップデータが復元できなくなってしまいます。
では、バックアップパスワードを忘れてしまった場合、一体どのように対処していけば良いのでしょうか?
パスワードの変更/解除はできない
iTunesのバックアップパスワードですが、パスワードを変更する時や解除する時には、設定したパスワードの入力が求められます。
バックアップパスワードを忘れてしまうと、パスワードを変更したり、解除することはできないというわけです。
iOS 11以降ならパスワードの再設定が可能
iTunesのバックアップパスワードを忘れてしまうと、パスワードの変更や解除もできなくなり、それに伴ってバックアップデータも復元できなくなってしまいます。
ですが、iOS11以降のAppleデバイスを使っていれば、バックアップ時に設定したパスワードを忘れてしまっても、新しくパスワードを設定し直せるようになりました。
パスワードを再設定すれば、それ以降はバックアップの再作成や復元が行えるようになります。
自分が設定しそうなパスワードを手当たり次第に入力
iTunesのバックアップのパスワードを忘れた時の対処法は後ほどご紹介しますが、まずは自分が設定しそうなパスワードを手当たり次第に入力してみましょう。
なお、iTunesに設定していそうなバックアップパスワードとしては、以下のようなパスワードが挙げられます。
- LINEやTwitterなどのSNSで使用しているパスワード
- Apple IDで使用しているパスワード
- パソコンのログインパスワード
- iPhone端末のパスコード
以上と同じパスワードを使いまわしている可能性も十分にあるので、まずは総当たりでパスワードを入力してみて下さい。
なお、端末のパスコードの場合は10回入力を間違えると強制的にiPhoneが初期化されてしまいますが、iTunesのバックアップパスワードの場合は、何回間違えてもロックされることはないので安心して下さいね。