【iPhone・Android】機内モードでフリーWi-Fiを使うときの注意点

機内モードに設定していても、Wi-Fiに接続すればインターネットを利用できます。

ですが、飲食店や商業施設などに設置されているフリーWi-Fiに接続する場合、注意すべき点がいくつかあります。

通信内容を盗み見られる可能性がある

フリーWi-Fiの中には、鍵マーク無しの暗号化されていないWi-Fiもあります。

この暗号化されていないフリーWi-Fiに接続するのは少々危険です。

ハッカーなどの専門的な知識や技術がある人からしてみれば、暗号化されていないWi-Fiは鍵がかかっていない家と同じようなものです。

こういった人が同じWi-Fiに接続している人の通信内容を盗み見ようと思えば簡単にできるでしょう。

もし、通信内容を盗み見られてしまった場合、ログインに必要なIDやパスワードを盗まれてSNSやネットバンキングに不正ログインされたり、仕事関係の機密情報が外部に漏れてしまったりと、個人情報を悪用されてしまう恐れがあります。

そのため、フリーWi-Fiに接続する場合、暗号化されていないWi-Fiの利用は控えた方が良いでしょう。

なりすましアクセスポイントに注意

iPhoneの場合は、「設定」アプリを開いて「Wi-Fi」をタップすると、接続可能なアクセスポイントが一覧で表示されます。

ただ、Wi-Fiの接続先の中には、悪意のある第三者が仕掛けた「なりすましアクセスポイント」が紛れ込んでいる可能性があるのです。

これに接続してしまうと、それを仕掛けた犯人のパソコンを経由してあなたの通信内容が全て筒抜けになってしまうので、誤って接続しないように注意して下さい。

なお、なりすましアクセスポイントは、本物のフリーWi-Fiと似たSSID（Wi-Fiの識別名称）に設定されていることが多いです。

【iPhone・Android】機内モードで電話を発信・着信したときの通知や履歴

機内モード中に電話がかかってきた時や、相手に発信した時に通知は届くのか、履歴は残るのか気になるところだと思います。

ここでは、発信・着信した時のiPhoneの挙動を解説していきます。

着信したときの自分への通知や履歴

機内モードに設定中のスマホに着信があった場合、通常とは違って着信画面は表示されないし、着信音も鳴りません。

また、着信履歴も残らないため、着信があったこと自体分からないのです。

機内モードにすると電波が受信できなくなるので、着信がキャッチできないのは当然のことでしょう。

機内モードを解除したときの通知や履歴

機内モード中は着信があっても、着信画面も表示されないし着信音も鳴りません。

しかし、機内モードを解除して電波がキャッチできる状況になれば、機内モード中に着信があったことを知らせてくれるメールが届きます。

そのメールには、電話をかけてきた相手の名前と着信があった時間が記載されています。

つまり、機内モードを解除すれば、その間に着信があったことを把握できるわけですね。