【これで解決!】スマートフォンの充電が遅いときの対処法まとめ
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スマートフォン自体に不具合がある
ケーブルや室温などの外的な要素、そしてOSにも問題がないということが分かった場合、残る原因として考えられるのは、端末自体の不具合です。
端末に不具合があることが分かった場合、自分で治そうと考える人もいますが、専門の業者に見てもらうことをおすすめします。
詳しい方法は、後ほど取り上げます。
【スマートフォン】充電が遅いときの対処法(充電用ケーブル)
ここからは、それぞれの不具合に対する具体的な対処法を紹介していきたいと思います。
まずは、充電用ケーブルに問題がある場合の対処法です。
前の項目で3つの確認ポイントを紹介しました。
それぞれ詳しく解説していきたいと思います。
充電用ケーブルと端末の相性を確認する
1つ目にチェックしたいポイントは、ケーブルと端末の相性です。
スマホには、「充電するために最低限これだけの力で電気を送って欲しい」という規格があります。
一方で、ケーブルも「どれくらいの力で電気を送れるか」という数値が決まっているのです。
仮に、スマホ側で必要な電力が「5」と仮定してみましょう。
純正の充電アダプターを使っている場合、スマホの規格には当然対応していることになります。
しかし、ケーブルの供給電力がMAXでも「3」にしか対応していなかった場合どうなるでしょうか?
充電アダプターからは「5」の電力を押し出しますが、その通り道であるケーブルのMAXが「3」のため、スマホに到達する電力も「3」になってしまいます。
その場合、スマホとケーブルの相性が合っていないことになり、思うような速度で充電できなかったり、あるいは全く充電できないという状況が生じてしまうのです。
逆に、ケーブルの対応電力が「5」以上の数字であれば、スマホに十分な電力を供給できるパートナーとなり得ます。
スマホの充電速度を確保したい場合には、「相性のあったケーブル」を探してあげることが重要です。
では充電が遅いとき、まずは「スマホが必要としている電力」と「ケーブルの対応電力」を確認することにしましょう。
劣化している場合は新しく買い替える
スマホとケーブルの相性は問題ないはずなのに、充電が遅い・できない!という場合には、ケーブルの劣化具合も確認してみましょう。
特に注意したいのは、ケーブルの根本の部分(充電器側とスマホ側の両端)です。
短いケーブルの場合は、どうしても根本の部分が急な角度で曲がってしまって痛みやすくなります。
目には見えなくても、中で断線したり・接触不良を起こしているという可能性も出てくることでしょう。
そうなると、ケーブルに繋いだ時は充電ランプが付いて充電できても、端末をどこかに置いた瞬間にケーブルが接触不良を起こし、「次に見た時には充電できていなかった!」となってしまうことも。
ケーブルの耐用年数は使っているメーカーによって異なりますが、ケーブルの色や差し込み具合など、「劣化してきたな」と感じる部分が出てきた場合は、買い替えを検討しましょう。
その際にも、先ほど考慮した「スマホとの相性」を忘れずに確認してください。
急速充電に対応しているものを選ぶ
「充電はできているんだけど速度が出ない!」、「純正よりもっと速度を出したいから買い替える」という場合には、急速充電に対応しているかどうかを確認してみてください。
最近では、端子にUSB Type-Cケーブルを採用するスマホが増えてきました。
その場合は、USB PD対応と書かれているケーブルであれば、急速充電に対応していると考えて良いでしょう。
スマホ側の規格にもよりますが、現在販売されているスマホの多くは最大で「18」という力での充電が可能となっています。
「5」のパワーでも充電可能なところに「18」のパワーを送り込むので、速いスピードの充電が可能となります。
しかし、前述の通り、ケーブルだけを急速充電対応のものにしても、その能力を十分に発揮することができません。
アダプター・ケーブル・スマホ本体の全てを急速充電に対応させる必要があるので、注意してください。