【Android】バックグラウンドのアプリや通信を確認/終了する方法
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【Android】バックグラウンドで起動しているアプリを確認/終了させる方法
バックグラウンドで起動しているアプリを停止させて、スマホの動作を安定させる方法を紹介します。
これまでの説明から、無用なバックグラウンドアプリをたくさん常駐させてしまうと、スマホの動きが遅い、重い、安定しない、落ちる、という弊害が生まれることがわかりました。
そのため、スマホを安定させ、簡単は落ちさせないようにするには、余分なアプリなどが動いていないかを確認する必要があります。
それぞれ終了させたり起動しないように設定しておくことで、回避できるようになります。
具体的には、以下の方法が対策として考えられます。
POINT
- タスク中のアプリを停止する
- 常駐アプリを管理する
- 無効のアプリを設定する
それぞれの具体的な方法について見ていきましょう。
アプリ履歴から確認
バックグラウンドで動いているアプリとして覚えておきたいことに、「タスク処理」があります。
一般的なスマホでは液晶画面の下部に表示される「□」をタップしたときに表示される「アプリ履歴」のことを指します。
多数のタスクを開いている状態であれば、この時点でたくさんのページが表示されます。
これらのタスク管理ページに表示されているアプリは、最小化されてはいるものの「バックグラウンドで動かし続けているアプリ」として認識されます。
ここに表示されるページが多ければ多いほど、現在スマホで動いているアプリの数が多く、その分、スマホの負荷が増大していることを表します。
アプリ履歴から終了
これらのバックグラウンドタスクで動いているアプリを停止させるには、いくつかの方法があります。
1つは、タスク管理画面で表示される「ゴミ箱」アイコンをタップする方法です。
多くのAndroidのスマホは、アプリ履歴(タスク管理)から一括でタスクから解放することができるようになっています。
また、ひとつひとつのアプリを個別にタスクから削除する場合は、表示されているタスクの一覧をスワイプアウトで特定の方向の画面外に投げます。
機種によってはそれぞれのタスクに「x」マークが用意されている場合など、さまざまな方法でタスクからの削除が行えます。
こうしてスマホ上に展開されているアプリをいったん閉じることで、Androidのスマホを快適に動作できる状況を整えることができます。
ここに表示されているアプリが多ければ多いほど動作に負担がかかるので、適度にチェックできるようにしておきましょう。
「設定」からアプリを強制停止
常駐しているアプリを一時的に停止させたい場合は、「強制停止」のコマンドを実行します。
Androidスマホでの操作は、機種によって方法が異なる場合があるので注意してください。
強制停止を実行できる場所は、Androidのスマホの「設定」メニューの中にある機能で実行できます。
設定メニューの中にある「アプリ」を管理しているメニューを見つけたら、さらに中で管理されている目的のアプリが格納されている場所まで移動します。
次に、表示されるアプリの一覧の中から目的のアプリを見つけたらタップし、続いて表示されるアプリの状況や設定メニューの中から「強制停止」を実行します。
これで常駐していたアプリを停止させることができました。
異常な通信料を計上していたりストレージの圧迫がひどい場合は、こうした方法で問題となるアプリの切り分けができます。
アプリがフリーズして全く操作を受け付けなくなった場合も、この操作で停止させることができます。
覚えておきましょう。
アプリを無効にする
全く使用しないアプリがはっきりしているのであれば、アンインストールして解決します。
しかし、初期インストールのアプリなど、システム的に削除ができないアプリの場合は、動作そのものを停止させてしまいましょう。
アプリの動作を無効にするには、「設定」>「アプリ」から任意のアプリを探し出して、表示されるアプリの設定項目の中から「無効にする」をタップしてください。
アンインストールが可能なタイプのアプリの場合は、ここでの表示が「アンインストール」となっているので、「無効にする」を選べなくなっているはずです。
この機能を無効にすることで、スマホを再起動などで電源を入れ直したりしない限りは、無効にしたアプリが動き出すことはありません。
再起動をおこなったり、指定して実行を始めた場合は無効が解除されて、ふたたびアプリが動き出しますので注意しましょう。
バックグラウンドで実行中の通知を非表示にする
バックグラウンドで実行中のアプリは、アイコンと共に通知としてステータスバーなどに常駐します。
これは、Androidの仕様で通知ゾーンから消すことができなくなっています。
しかし、表示されている通知バーを横にスライドさせることで、直接アプリの通知管理画面を表示させることができます。
動作している消費メモリをごくわずかばかりに削減することができるので、もしも鬱陶しく思われているのであれば試してみて下さい。