指紋認証センサーに問題がある

考えられる2番目の原因は、指紋認識センサーに不具合が起きていることです。自分の指の状態に問題がなくても、指紋を認識するセンサーが正常に作動していなければ、指紋を認識してくれないので、ロック画面を解除することはできません。

設定自体に問題がある

考えられる3番目の原因は、指紋認証の設定です。設定が正しく行われていなければ、指紋認証システムは起動しないので、ロック解除はできません。

【iPhone】指紋認証（Touch ID）の設定ができない場合（指の問題）

ここまで、iPhoneのTouch IDで、指紋認証が正常に行えない原因には3つのことが関係していることを紹介しました。原因が分かれば対処法を絞り込めます。指紋認証ができない問題を改善するため、どんな対処法を試せるでしょうか。

これからそれぞれの原因を個別に取り上げ、具体的に何が問題で指紋認証が行えないのか、そしてどんな対処法を試せば改善できるかを紹介します。最初に取り上げる原因はユーザーの指に問題があることです。2つの具体的な要因と対処法を紹介します。

汚れ・乾燥・濡れ

指が原因で指紋認証ができない、最初の具体的な要因は、指の汚れ、乾燥、濡れです。指の汚れや乾燥、また濡れのため、登録された指紋と完全一致しなければ、指紋認識センサーは認識できないので、認証拒否をします。手を石鹸で洗い、タオルでしっかり拭いてから、再び試しましょう。

指を動かし（動かさなさ）すぎている

指が原因で指紋認証ができない、2番目の要因は、iPhoneの指紋認識センサーに指を押し付けているときに、指が微妙に動いていることです。指紋認識センサーは、検知された指紋の認証を綿密に行うため時間をかけます。

センサーが指紋確認をしているときに指が少しでも動いていれば、センサーは指紋の認識が行えないため認証はできません。呼吸を整え、落ち着いてセンサーに指を押しつけましょう。