iPhoneの指紋認証(Touch ID)が設定できない!対処法は?
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【iPhone】指紋認証(Touch ID)の設定ができない場合(センサーの問題)
次に取り上げる原因は、iPhoneの指紋認識センサーに問題があることです。どんな具体的な要因が関係しているのでしょうか。3つの具体的な要因と対処法を紹介します。
センサー部分が汚れている
iPhoneの指紋認識センサーが原因で、指紋認証ができない場合に考えられる最初の要因は、センサー部分が汚れていることです。センサーが汚れている状態で、指を押しつけ指紋認証をするのは、汚れている指で指紋認証を行うのと全く同じです。
繊細な指紋認識センサーは、わずかな違いも敏感に感知します。完全一致を確認しなければセンサーが認証許可を出すことはありません。スマホやPC専用のウエットティッシュや布などでキレイにセンサー部分を掃除し、再度試してみましょう。
故障している
2番目の要因は、指紋認識センサーが故障していることです。iPhoneをこれまで、固いものにぶつけたり、落としたりしたことはないでしょうか。
台所で家事をしている時や、洗面所で顔を洗っている時などにiPhoneを水の中に落としたことはないでしょうか。もしそうした経験があるなら、指紋認証ができない理由はセンサーの故障かもしれません。
故障が原因なら、修理店に持って行き、専門家に見てもらう必要があります。
液晶フィルムやケースが邪魔になっている
3番目の要因は、iPhoneのディスプレイ保護のために貼っている液晶保護フィルム、あるいはiPhoneカバーが指紋認識センサーを遮り邪魔をしていることです。
Apple Storeなどで貼ってもらった保護フィルムやガラスフィルムであれば問題ありませんが、市販されている保護フィルムの中には、サイズが合わず、フィルムがホームボタンまではみ出ているものもあります。
iPhoneカバーの場合、端末の側面を覆っているプラスティック部分のかぶり具合が悪く、指でセンサーを押すときに、指が少し上に押し上げられ、センサーと完全に密着していない場合があります。
保護フィルムとiPhoneカバーを取り外し、何もない状態でセンサーが認識するかどうか確認しましょう。
【iPhone】指紋認証(Touch ID)の設定ができない場合(端末の問題)
次に取り上げる原因は、iPhoneの設定や端末そのものに問題があることです。どんな具体的な要因が関係しているのでしょうか。2つの具体的な要因と対処法を紹介します。
「コンテンツとプライバシーの制限」をオフにする
iPhoneの設定や端末そのものが原因で、指紋認証ができない場合に考えられる最初の要因は、「コンテンツとプライバシーの制限」がオフになっていることです。iPhoneに「コンテンツとプライバシーの制限」がある理由は何でしょうか。
「コンテンツとプライバシーの制限」の目的は、子供たちを守ることです。
暴力やポルノ、また違法薬物などの危険な情報に子供が簡単にアクセスしないようにするため、またゲームアプリなどで課金を迫られる状況に子供が陥らないために、親は「コンテンツとプライバシーの制限」を設定します。
「コンテンツとプライバシーの制限」を「ON」にすると以下のことが制限されます。
- アプリのインストール、アンインストールの制限
- アプリやWebサイトから課金されることの制限
- デフォルト設定されているアプリの利用を制限
- 閲覧できるコンテンツの制限
- プライバシー保護機能が解除されないようにロックする
- パスコード、アカウント変更の禁止
「コンテンツとプライバシーの制限」が「ON」になっていると、Touch IDによる指紋認証がブロックされるため、使用できなくなります。どうすれば「コンテンツとプライバシーの制限」を「OFF」にできるでしょうか。これから説明します。
ホーム画面の「設定」アプリを開きましょう。
「設定」画面になります。画面に表示されているメニューの中から「スクリーンタイム」を選択しましょう。
「スクリーンタイム」画面になります。表示されている項目に「コンテンツとプライバシーの制限」があるのでクリックしましょう。
「コンテンツとプライバシーの制限」画面になります。ここに「コンテンツとプライバシーの制限」があるので「OFF」にしましょう。