Bluetoothはバッテリー消費に関係あるの?残量の確認方法も!
ショッピングモールの電化製品店や、ヤマダ電機やビッグカメラなどの家電量販店などに行って最新のデジタル機器をチェックしていると、「Bluetooth対応」と書かれた商品がたくさん目に留まります。
とても便利で活用範囲が広いBluetoothですが、スマホでBluetooth対応の製品を使うようになってから、スマホのバッテリーの減りが早くなったというユーザーからの声をよく聞きます。
Bluetooth対応の製品は、本当にバッテリー消費に大きな影響を与えるのでしょうか。
この記事で解説していきます。
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Bluetoothのバッテリーについて知る前に!どんな機能なの?
現在スマホ、タブレット、PCのすべてにBluetooth機能が搭載され、今後位置情報サービスとデータ転送の分野でさらにBluetoothが活用されるようになるとのことです。
もしかしたら、Bluetooth対応の製品がこれから増えていくというよりも、最終的にすべてのデジタル機器はBluetooth対応のものになっていくのかもしれません。
今後生活に欠かせなくなるBluetooth機能ですが、そもそもBluetoothとはどんなテクノロジーなのでしょうか。
短い距離間で使える通信サービス
Bluetoothとは、近距離無線通信の規格の1つで、PCやスマホとオーディオ機器を無線で繋ぎ、音声やデータのやり取りができる最新テクノロジーのことです。
Bluetooth対応の機器同士の場合、10メートの有効範囲内であればケーブルを使用することなくデータのやり取りができます。
Bluetoothが優れている点は、Bluetoothが国際標準規格であることです。
そのため、世界中のどんなデジタル機器メーカーであっても、Bluetooth対応の機器であれば接続できます。
障害物があっても問題無く使える・消費電力が少ないのが強み!
こkでは、Bluetoothのメリットを2つ紹介します。
1つ目のメリットは、障害物があっても通信が可能なことです。
Bluetoothは赤外線通信ではなく無線通信、つまり電波を使った通信規格なので、障害物が通信に影響を与えることがないというメリットがあります。
ただし、障害物によっては干渉し、通信の妨げになることがあります。
例えば、コンクリート、防弾ガラス、金属は電波を通しにくいので気をつけましょう。
Bluetoothのもう1つのメリットは、消費電力が少ないことです。
Bluetoothは、通信に使用するチップが小さいので、消費電力を抑えることができます。
無線LANであるWi-Fiの場合、Bluetoothと比べ、通信速度が速く、通信範囲も広いというメリットがありますが、消費電力が大きいためバッテリー消費に大きな影響を与えます。
しかし、Bluetoothは1対1での通信を目的にして開発された技術なので、通信速度や範囲はWi-Fiには劣るものの、バッテリーに大きな負担をかけないというメリットがあります。
Bluetooth・Wi-Fi・位置情報サービスがバッテリー消費に関係している
Bluetoothそのものは消費電力が少ないため、スマホのバッテリーに負担をかけることはないと言えるでしょう。
なぜBluetooth対応の機器を使うようになってから、スマホのバッテリー消費が早くなったという苦情が多くのユーザーの間で聞かれるのでしょうか。
原因は、Wi-Fiと位置情報サービスです。
すでに紹介したように、Wi-Fiは、多くの消費電力を必要とするため、Wi-Fi設定をONのままにしていると、バッテリーの消費は早くなります。
また、位置情報サービスもバッテリーの消費が大きい機能です。
位置情報サービス機能は他のアプリや機能と連携しているため、バックグランドで常に稼働しています。なので、スマホを開いて使っていなくてもバッテリーを消費します。
Bluetooth、Wi-Fi、位置情報サービスのすべてがONになっているとバッテリーに多くの負担がかかるので、Bluetooth使用時は、Wi-Fiと位置情報サービスの設定をOFFにしましょう。
Wi-Fi設定をOFFにする方法を説明します。
まず、ホーム画面にある「設定」アプリを開くと「Wi-Fi」があるのでクリックしましょう。
「Wi-Fi」をOFFにすれば完了です。
続いて位置情報サービスをOFFにする方法を説明します。
「設定」アプリにある「プライバシー」を選択しましょう。
「プライバシー」画面になります。
表示されているメニューの中から「位置情報サービス」を選択しましょう。
「位置情報サービス」画面になるので、表示されている「位置情報サービス」をOFFにしましょう。