ファイル転送サービス「ファイルポスト」の使い方!安全に使うコツは?
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「ファイルポスト」を安全に使うコツ
ここまで、「ファイルポスト」の使い方をご紹介しました。大きなファイルを手軽に送れるのは魅力的ですよね。
しかし、「ファイルポスト」だけでなくファイル共有サービスには安全性に課題が残ることは、先ほど解説した通りです。せっかく便利なサービスですから、トラブルはなるべく避けて安全に使いたいところ。
ここからは、できるだけ安全に「ファイルポスト」を使うためのコツをご紹介。次のポイントに気をつけながら、「ファイルポスト」を使っていきましょう。
個人情報/機密情報は送らない
まず大前提として、ファイル共有サービスを使う時、どれだけの対策をとっても100%安全であるとは言い切れないのが現状です。
誰にでも「うっかり他人にダウンロード用URLとパスワードを書いたメールを送ってしまった」といった事態はあり得ますし、不正アクセスなどが起これば、ユーザー側からはどうにもできません。
万が一、何かの拍子に流出してしまったファイルが大事な物だったら、取り返しのつかない事態になってしまいます。個人情報や機密情報を含むファイルを送る時に、「ファイルポスト」などのファイル共有サービスを用いるのは避けた方が良いでしょう。
またこのような点から、ファイルの送受信にファイル転送サービスを用いることを禁止している企業もあります。ファイルを送信する前に、「ファイル転送サービスを使いたいのですが、大丈夫ですか?」など、送信相手に一言確認しておくと安心ですね。
パスワードを設定する
「ファイルポスト」には、ファイルを送信する際、ダウンロードに必要なパスワードをかけられる機能があります。安全性のためにも、一手間を惜しまずにパスワードはなるべく設定しましょう。
自動送信メールにパスワードを記載せず、別のメールでパスワードを伝えるようにすれば、さらに安心です。またパスワードを直接書かず、自分と相手だけが分かるような文字列にしておくのも良いでしょう。
「ファイルポスト」に限らず、毎回同じパスワードにしたり、他のサイトで使っているパスワードを使い回したりするのはNG。
アルファベットの大文字と小文字、数字を混ぜ合わせ、連続した数字やひとまとまりの単語を避けたパスワードにすれば推測されにくくなります。
受け取る際に送信元を確認する
急に「ファイルポストであなた宛のファイルを預かっています」なんてメールが届いたらどうしますか?ファイルが削除されるまでの期間が短いと、特に焦ってしまいますよね。急いでダウンロードしないと!と思ってしまうかもしれません。
でもちょっと待ってください、それは本当にダウンロードしても大丈夫なファイルですか?
落ち着いて、ファイルを送信した人の名前とメールアドレスをチェック。普段やりとりしているアドレスと異なるなど、不審な点があれば確認しておきましょう。悪意のある人物が、仕事仲間を装っているかもしれません。
ウイルスの入った危険なファイルをダウンロードして、自分のパソコンがウイルスに感染してしまえば、自分だけでなく周りの人にも多くの迷惑をかけてしまいます。くれぐれもファイルを受け取る前に送信元はしっかり確認しましょう。
受け取る際にウィルス対策ソフトでスキャンする
送信元を確認して本人だと分かったとしても、油断は禁物です。ファイルをダウンロードする際には、ウイルス対策ソフトでスキャンしておきましょう。
相手が信頼できる人なら、そんなことしなくても良いのでは……?と思う方もいるかもしれません。ところが、知らないうちに相手のパソコンがウイルスに感染している場合など、ファイルにウイルスが含まれている可能性は十分にあります。
繰り返しになりますが、自分のパソコンがウイルスに感染すると、周りの人のパソコンにもウイルスを移してしまうリスクがあります。万が一のことを考えて、ファイルをダウンロードする際はウイルス対策ソフトでスキャンしておくと安心です。
「ファイルポスト」を利用して、賢くファイル送信!
「ファイルポスト」の使い方を解説してきましたが、いかがでしたか?サイズの大きなファイルを送る時、メールに添付するのではなくファイル転送サービスを使えば、マナーを守った素敵な大人になれちゃいます。
無料のファイル転送サービスなので安全性に難ありとの評判もありますが、安全に使うためのコツを守ればある程度対策をすることもできます。
リスクもありますが、上手く使えば、自分にも相手にもストレスをかけることなく容量の大きなファイルをすぐに送ることができる便利なサービスです。ぜひ安全性に気をつけながら活用して、賢くファイルを送信しちゃいましょう!