【iPhone/Android】SMSのバックアップ方法を全て紹介!保存場所から復元手順も
みなさんはSMSを利用していますか?
SMSはガラケーでEメールが使えるようになる前から提供されているサービスで、電話番号を使って手軽にメッセージのやりとりができる機能です。
現在ではなくなってしまいましたが、平成初期にはPHSという簡易型携帯電話が存在し、このPHSでも電話番号を使ったショートメールが大流行しました。
Contents[OPEN]
- 1SMSはバックアップできる?
- 2【iPhone】SMSをバックアップする方法
- 3【iPhone】SMSのバックアップを復元する方法
- 4【Android】SMS Backup & Restoreでバックアップする方法
- 5【Android】OS標準機能でバックアップ
- 6【iPhone/Android】FonePawでSMSをバックアップ
- 6.1【iPhone】FonePawでSMSをバックアップする方法
- 6.2【iPhone】FonePawでSMSを復元する方法
- 6.3【Android】FonePawでSMSをバックアップする方法
- 6.4【Android】FonePawでSMSを復元する方法
- 7iPhoneもAndroidもOS標準のバックアップでデータを守ろう
SMSはバックアップできる?
日本では携帯メールやLINEなどに比べると利用頻度が低いSMSですが、プリペイド携帯など一部の例外を除いては、標準搭載されている便利なメッセージ機能です。
連絡手段はLINEなどが主流となり、大半の人にとっては出番が少ないSMSですが、お仕事で使う場合や大事なメッセージは残しておきたいものです。
そこで今回は、SMSのバックアップ・保存・復元について説明していきます。
保存場所はどこ?
バックアップという言葉はスマホやパソコンに限らず、一般の社会でも用いられる用語です。
その意味はどれも似通っていて「万が一のトラブルに対応するために準備しておくこと、バックアップを残しておくこと」を指します。
今回は皆さんがお使いのスマートフォン、その中の代表格iPhoneとAndroidスマホのSMSのバックアップに関するお話をしていきます。
バックアップに使うツールや設定方法で保存する場所は異なります。
バックアップは使用している機器が故障したときなどに活躍するものなので、できればスマホ本体ではなく、それ以外の場所に保存しておいた方がよいでしょう。
【iPhone】SMSをバックアップする方法
iPhoneでのSMSバックアップ方法はいくつかあります。
今回は、iPhone単独でできる方法とパソコンと連携する方法を紹介していきます。
何かトラブルが起きてから行動を起こしても、失われたデータは元に戻りません。
ここで紹介する方法を参考にして、日ごろから定期的にバックアップを行う習慣をつけておきましょう。
iCloudにバックアップする手順
iPhoneを使っていて、一番お手軽にバックアップを取る方法はiCloudの活用です。
iCloudは、無料で使えるクラウドサービスです。
使ったことがない方も、ぜひこの機会に利用してみるといいでしょう。
iPhoneを利用している人には、無料で5GBまで使えるインターネット上のストレージが提供されています。
この基礎となっているサービスの名称がiCloudです。
このiCloud上のストレージにファイルをコピーしておくことで、万が一の備え(=バックアップ)になるのです。
では、実際にiCloudを使ってバックアップする方法を紹介します。
設定を開き、一番上の自分の名前をタップします。Apple ID画面上で「iCloud」という項目をタップします。
「ICLOUDを使用しているAPP」と書かれたアプリ一覧の中で「メッセージ」と書かれたメニューを探します。チェックがついていればすでにバックアップ可能な状態になっていますが、もしチェックがついていなければ、これにチェックを入れてください。
「メッセージ」の下に「iCloudバックアップ」と書かれたメニューがあります。
これをタップして開いてください。バックアップ画面が表示されるので、ここで次の図の赤枠部を参考に以下のポイントを確認してください。
チェックが入っていない場合、iCloudへのバックアップは一切できません。必ずチェックを入れておきましょう。
また、iCloudバックアップにチェックが入っていた状態であったとしても、この日時が何日も前のものであれば、そのバックアップは最新ではありません。
また、チェックが入っていない状態だったのであれば、バックアップはないものと考えてください。
そのため、日時が最新ではない場合は「今すぐバックアップを作成」をタップして現時点の最新バックアップを作りましょう。
タップするとバックアップが始まりますが、他の作業をしていても構いません。
注意点として、バックアップする時はデータ通信を利用します。
膨大な通信量を必要とするので、Wi-Fiに接続した状態で操作しましょう。
AnyTrans for iOSにバックアップする方法
iPhone単独でSMSのバックアップを行うやり方に、ソフトを使う方法があります。
このAnyTrans for iOSは、WindowsにもMacにも対応可能なソフトで、パソコンにインストールして使います。
有料アプリですが無料体験ができるので、まず試用してからじっくりと購入を検討してみてはいかがでしょうか。
また、iCloudと違い、iPhoneとパソコンをケーブルでつなぐ必要があります。
なお、この時に使うケーブルはiPhoneに付属の正規品を使いましょう。
AnyTrans for iOSの使い方を説明します。
Windows版とMac版があるので、自分の持っているパソコンに合わせてソフトをダウンロードしてください。
ダウンロードしたインストーラーを使って、インストールを開始します。インストールできたらソフトを起動してください。
画面の指示に従い、iPhoneとパソコンをケーブルでつなぎましょう。アプリを起動する前につないでいても構いません。
接続に成功すると、iPhoneの画面と同じアイコンがパソコンの画面にも表示されます。
メッセージのアイコンをクリックしましょう。
iPhoneに保存されていたメッセージの一覧とその内容がパソコンに表示されます。
表示されたメッセージを選択してバックアップボタンを押すと、メッセージを保存することが可能です。
CSVファイル・HTMLファイル・TXTファイル形式で保存することができます。
これでバックアップは完了です。