【iPad】起動しない・画面がつかない!困ったときの対処方法
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【iPad】起動しない場合の対処方法(起動途中で動かない場合)
iPadを起動中にAppleのロゴや赤・青の画面になって動かなくなってしまった場合は、iTunesに接続してリカバリーモードを実行するのが有効です。
iTunes経由で「リカバリーモード」を実行する
iOSのアップデートに失敗して重大なシステムエラーが起き、iPadが起動できない時は通常の方法で初期化を実行することができません。
ですが、iTunesをインストール済みのPCがあれば、リカバリーモードを実行して強制的にiPadを初期化できます。
リカバリーモードにする手順
では、iPadをリカバリーモードにする手順を詳しく見ていきましょう。
操作手順はホームボタンの有無で変わってきます。
- iPadの電源を切る。
- iPadとPCをケーブルで接続する。
- iTunesを起動する。
- トップボタンとホームボタンを同時に長押しする。
- Appleのロゴが表示されても、トップボタンとホームボタンを押し続ける。
- iTunesのロゴが表示されたら、ボタンから指を離す。
- iPadの電源を切る。
- iPadとPCをケーブルで接続する。
- iTunesを起動する。
- いずれか片方の音量ボタンとトップボタンを同時に長押しする。
- リンゴマークが表示されても、音量ボタンとサイドボタンを押し続ける。
- iTunesのロゴが表示されたら、ボタンから指を離す。
iPadを復元する
リカバリーモードの起動に成功すると、「更新または復元を必要としているiPad”〇〇”に問題があります。」というポップアップがiTunes上に表示されます。
そこには、「アップデート」と「復元」の2つの選択肢がありますが、まずは「アップデート」を選択しましょう。
「アップデート」ならiPadを初期化することなく最新版のiOSを再インストールできます。
アップデートしても問題が解決しない場合は、再度リカバリーモードを起動して「復元」を選択して下さい。
なお、復元の場合はiPadが工場出荷状態にリセットされてしまうため、iCloudやiTunesにバックアップがないとデータを復元することができません。
初期化が終わったら、画面の指示に従って初期設定を行いましょう。
セーフモードを利用する
iPadが起動できない時は、セーフモードを利用するのもひとつの手段です。
セーフモードとは、iPadの動作に最低限必要な機能しか使えない起動モードのことです。
通常の方法では起動できなくても、セーフモードを利用する方法であれば起動できるかもしれないので一度試してみて下さいね。
セーフモードで起動する方法は、以下の通りです。
- iPadの電源が切れている状態で音量調節ボタン(+)とトップボタンを同時に長押しする。
- リンゴマークが表示されたらトップボタンから指を離し、音量調節ボタン(+)はそのまま押し続ける。
- ホーム画面が表示されたら、音量調節ボタン(+)から指を離す。
【iPad】どうしても起動しない場合は?
これまでご紹介した対処法を全て試しても起動しない場合は、Apple Storeなどに修理を依頼するか、新しいiPadへの買い替えを検討して下さい。
修理を依頼する
ボタンや画面などが物理的に故障していて起動しない場合は、新しいものに交換するしか方法はありません。
ただ、専門的な知識や技術がない素人がiPadを分解して部品を交換するのは難しく、交換できたとしても新たな不具合が起こる可能性が高いので、Apple Storeなどプロの業者に修理を依頼するようにしましょう。
iPadの修理は、以下のお店で行ってくれます。
- Apple Store
- Apple正規サービスプロバイダ
- 携帯キャリア
- 非正規の修理店
なお、お店に直接行って修理を依頼するのが難しい場合は、Appleのリペアセンターに配送して修理してもらうことも可能です。
詳しくはAppleサポートのページを確認して下さい。
買い替えを検討する
同じiPadを長年使用しているのであれば、これを機に新しいiPadへの買い替えも検討してみて下さい。
Appleの保証期間が切れていなければ、修理費用を安く抑えることができますが、保証期間がすでに切れているなら新しいiPadに買い替えてしまった方がお得になる場合もあります。