iPhoneの「Safari」アプリの魅力は、お気に入りのWebサイトに素早くアクセスできるように、ホーム画面にショートカットを作成できることです。

iPhoneのロック解除を行えばすぐにWebサイトにアクセスできる、とても便利な機能です。

ところが最近、iPhoneユーザーの中でショートカットがホーム画面に追加できないという問題が起きているようです。

原因は何でしょうか。お気に入りのWebサイトのショートカットをホーム画面に追加するにはどうすればいいでしょうか。

この記事で詳しく解説します。

Webサイトのショートカットをホーム画面に追加できない人が増えている？

iPhoneの「Safari」アプリの機能の中で、多くのユーザーから支持されているものには、「お気に入りに追加」機能と「ホーム画面に追加」があります。

いつも必ずチェックするWebサイトにすぐにアクセスできるように開発されたこれら2つの機能は、今でも高い人気があります。

ところが2019年9月20日に発表された「iPhone11 Pro」と「iPhone11 Pro Max」に標準搭載された最新iOSである「iOS13.4」が世界中のiPhoneユーザーに無償アップデートとして提供されてから、iPhoneのホーム画面に、Webサイトのショートカットがホーム画面に追加できなくなるという問題が多くのユーザーの間で起こっています。

人気の高い機能であるため、多くの落胆の声が聞かれます。原因は何でしょうか。

iOS13から表示方法が変更された

明らかに問題の原因になっているのは、最新iOSであるiOS13です。

AppleはiOS13のバージョンアップと同時に、世界中のiPhoneユーザーから支持され続けた、ホーム画面へのショートカット追加機能を終了させてしまったのでしょうか。

ショートカットの追加を行うためにこれまで表示されていた「ホーム画面への追加」タグはどこへ行ってしまったのでしょうか。実はiOS13になって「ホーム画面に追加」機能がなくなってしまったわけではありません。

今でも「ホーム画面に追加」はちゃんと付いています。ではなぜ、多くのユーザーから苦情が上がるのでしょうか。原因は表示方法です。

iOS13から、「ホーム画面に追加」の表示方法が変わったため、それ以前にあったはずの「ホーム画面に追加」がどこにもなく、その結果ショートカットがホーム画面に表示できないという苦情が上がる結果になりました。

SafariとChromeでは追加手順が違う

iPhoneには、標準ブラウザアプリとして「Safari」がプリインストールされています。

しかしブラウザとしての操作性やセキュリティ面などが優れている「Chrome」ブラウザアプリをインストールしているiPhoneユーザーもたくさんいます。

Webサイトのショートカットをホーム画面に追加できるのは、「Safari」アプリだけではありません。「Chrome｣アプリでもホーム画面へのショートカットの追加を行えます。ただ追加手順が異なります。

「Chrome」アプリをメインで利用しているなら、「Chrome」アプリでホーム画面にショートカットを追加する手順を知っておくととても便利です。

ホーム画面に追加できない！解決方法（Safari）

現在、Appleは最新iOS14へのバージョンアップを無償提供しています。

最新のiOS14は、ホーム画面へのショートカットの追加の手順に関して変更は一切行っていません。

iOS13以降、「Safari」アプリの「ホーム画面に追加」機能の表示方法がどのように変更されたのかを実際に見てみたいと思います。

おさらい！追加手順

iPhoneのホーム画面にある「Safari」アプリを開きましょう。

「Safari」アプリが開くので、ホーム画面に追加したいお気に入りのWebサイトを立ち上げましょう。立ち上げたら画面の下メニューに表示されている「共有」タブをタップしましょう。

選択したWebサイトを共有する、転送先のオプションが選択されています。指でポップアップされた転送先の一覧部分を上に向かってスワイプしましょう。

下に隠れていたメニューが表示されます。表示されているメニューの中に「ホーム画面に追加」があるのでタップしましょう。

選択したWebサイトを確認したら「追加」をタップしましょう。

ホーム画面に、選択したお気に入りのWebサイトのショートカットが追加されました。