スマホ充電が増えないのはなぜ?本体・アプリなど原因別に対処法を解説!
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スマホが故障している
4つ目の問題は、『スマホの故障』です。
これまでご紹介した本体やアクセサリーの問題に当てはまらなければ、『スマホが故障している』ことも考えられます。
スマホ内部の何らかの機器に異常が見られる場合、充電が正常に行われないことも考えられます。
スマホが故障しているかどうか、わからなければ故障を診断してくれるアプリもあるため、心配な方は一度インストールするのもいいかもしれませんね。
故障と診断されてしまった場合、スマホを購入してからの年数や保証への加入の有無などを考慮して、修理すべきか買い換えるか判断しましょう。
【スマホ】充電が増えない!対処法は?《バッテリーの問題》
バッテリーの問題は、『電池ゼロで充電』『バッテリーの放電』『100%のまま放置』『バッテリーの寿命』の4つが考えられます。
それぞれの問題や対処法を詳しく見ていきましょう。
電池がゼロの状態で充電している
1つ目のバッテリーの問題は、『電池ゼロになってから充電を始める』ことです。
スマホの持っている方は、『バッテリーは0の状態にしてから充電をするのが正しい充電法』と考えていませんか?
実は、これはリチウムイオン電池が導入される以前の話なのです。
リチウムイオン電池は電池残量を0にするとバッテリーに負担がかかってしまいます。
当然バッテリーに負担を与えることで、バッテリーを使用できる期間が短くなってしまうのです。
スマホを充電する際には、電池残量が20%程度になったタイミングで充電を行うことがバッテリーにも優しく、劣化を抑えられます。
バッテリーの放電
2つ目のバッテリーの問題は、『バッテリーの放電』です。
これは、電池残量が0であるにも関わらず、充電せず放っておくと『過放電状態』になります。
この状態では充電ケーブルを介して流れる電気をスマホが受け入れない状態が続くため、数時間経ってようやく充電が始まる場合もあります。
充電ケーブルは接続しながら充電中の表示が出るのを待ちましょう。
100%のまま充電している
3つ目のバッテリーの問題は、『100%のまま充電している』です。
先ほどの充電に関連して、電池残量が100%のまま充電を継続することを『過充電状態』と言って、バッテリーに負担をかける行為なのです。
最近のスマホの機能では、この過充電を防ぐ機能が搭載しているスマホも見かけるようになりました。
iPhoneは『最適化されたバッテリー充電』と呼ばれる機能があります。
この機能は80%充電後、充電の速度を遅らせる機能や、ユーザーの充電の傾向を元に、充電するタイミングのみ機能を『ON』にする機能があります。
このような機能が実装されていなくても、電池が100%なのを確認したら、
スマホからケーブルを抜くのを心がけるだけで過充電を防げます。
バッテリーの寿命
4つ目のバッテリーの問題は、『バッテリーの寿命』です。
バッテリーの劣化により寿命を迎えていれば、充電速度も遅くなり充電にかかる時間もそれだけ長くなります。
充電式のバッテリーと言っても、スマホを毎日使っていくうちに少しずつ性能が低下します。
リチウムイオン電池の寿命は約500回程の充電と放電をすると、容量が半減するそうです。
毎日1回充電するペースで使用していれば、2年立つ前にバッテリーが劣化し始めるのです。
スマホを使っていて充電が増えづらい、以前と比べて電池の消耗が早いなどと感じた場合には、スマホの購入から2年近く経過し、バッテリーの劣化が始まっていることを疑いましょう。
バッテリーの交換、もしくは機種変更を検討しましょう。